両親の介護と看取りを通して
ふと、自分の人生を考える

 人生半世紀!残りの人生
このままじゃ、きっと後悔する!


まずは身の回りの整理から

離婚届にサインして
すべてはこれから課題は山積み

でもね

最期の瞬間
\ 我が人生悔いなし /
って

笑って過ごせるようにね

今の想いは
今しか感じられないことだから
ここで少しでも吐き出して
気持ちも整理していきたい

共感してくれる仲間が増えたら
嬉しいです
照れ💕

 

 なにから話せばいいかわからないけど


母が天国へ逝った


今から約3年ほど前に父が亡くなり

その後母は寝たきりになった


父のときとは違い

血の繋がった母親と言うのは

おなじ同性ということもあってか

なかなか色々難しかった


明るかった母は変わった


何か新しいことを提案しても

楽しいことを提案しても

全てに対してやる気が起きず


ただ

\家でゆっくりしていたい/

と言うばかりだった


父はいつもそういう提案をすると

「それいいかも」

って答えてた


でも母は

「私はあなたとは違うから」

って、頑なに拒絶した


夜中に目が覚めて

ふとおもう


寝たきりになって

ベッドのうえから動くこともできない

それがどれだけの苦痛なのか

想像するだけで…


悲しい気持ちが溢れてくる


これをしてみたらどうかな

あれをしてみたらどうだろう


いろいろ考えてはみるけど

実際に会って話して拒絶されると

そんなことが続くと


なんだか、もうね…


顔を見ると

言わなくてもいいことまで口に出て

そして結局一緒にいる時間も

だんだん減って

「忙しいから無理なんよ」って

避けるようになった


母のして欲しかったこと

ただ側にいて欲しい

それだけだったんだよね


最後まで母のことを気にかけていた父

一緒に連れて逝きたいと泣いていた


その父に

「大丈夫。お母さんのことは任せて」

と声をかけたのに


結局何もできてない


最後の最後まで

寂しい思いをさせてしまった

そのことが悔やまれてならない…


最期のときを自宅で過ごす


なぜかみんなそれだけで

まるで凄いことをしたかのように言うけれど

それは私のなかでは

あたりまえのこと


最期の瞬間を看取らせてもらえたのは

母の優しさでしかない


化粧せずともきれいな顔のまま

口紅を薄くひいたのみ

すこし微笑んだ顔をして


みんなが眠ってるみたいだねって


その母の優しさに

どれだけ救われたか


私は母と父の娘で

よかったです


いつもどんなときも

私を私のままで受け入れてくれて

ありがとう


待っていてくれた母に

ありがとう


 

サムネイル

最後まで読んでくれてありがとう✨
共感してくれる仲間が増えたら
励みになります
照れ💕