思考停止してるひとたち -2ページ目

思考停止してるひとたち

なんでそんなに頭悪いの?と思っちゃう日々の鬱憤をはきだします。

はじめに


この記事に、教育系企業に見る「スキルアップ」「資格取得」の絶望というタイトルを付けました。これから、このブログでは、元教育系企業・資格取得のサービスを行っていた人間が、「教育業」の面から社会をひもといていく記録です。

最初に断っておきますが、わたしは教育業界をdisるわけではなく、勉強をされている方をdisるわけでもなく、ただ「こういうひとたちが多くいた」とか、「社会のこんなところにつながっているかもしれない」といった、完全なる主観でお話をしていきます。ですので、このブログに書いてあること全てが事実というわけではありませんし、世の中にはいろんなひとやいろんな企業があることをはじめにおことわりしておきます。


教育サービスを受ける人たち

教育系企業に「資格取得」のサービスを受けに来る方々の文句としては、「教えてくれるんでしょう?」とか、「合格率何パーセント以下ならやりません」とか、そういうことをのたまう方がよくいらっしゃいます。
私はそういう人たちを日頃から見る立ち位置にいたのですが、この人たちは、自分の頭で考える力が根本から欠如しているのだろうとしか思えませんでした。

そもそも、彼らがどうして資格スクールに通うのか、根本の理由を尋ねてみると大抵はこう答えます。「今の仕事に満足していないから。」「○○というあこがれの仕事に就きたいから。」「将来のために資格を取っておきたいから。」だいたい、これです。

こういう理由に対して私が常々思うのは「あなたは今まで一体、何をやってきたの?」ということです。

今の仕事に満足していないひとの中で、「どうなりたい」を具体的に持っているひとは30%にも足りません。満足していないのに、自分がどうなりたいのかも知らない。

あこがれの仕事に就きたいひとは、まさに今まで何をやっていたの?と訊きたくなる。いろんな理由があるのでしょうけど、どうして今まで「あこがれ」を持っていながらそれに近づく努力をしなかったのかと。よくきいてみると「なんとなく思っては居たけど~」という回答するひとばっかり。あこがれをおいておいても、さして不幸な日々ではなかったなら、もうそのままでいればいいじゃないと思ってしまうのです。命をかけて(別にかける必要もないですけど)仕事を手に入れようとしている人に対して、あまりにも失礼に見える。

「将来のために資格を取っておきたいから。」まあ、どうぞどうぞって感じではありますけど、数限りありすぎる「将来のためカタログ」を見ながら、「これいいかも」と言って始める勉強は、ほんとうに役に立つのか私には分かりません。もっと今までの蓄積があれば、その延長線上にスキルアップというものがあるはずだし、たとえば看護師が将来に備えて医療事務の勉強を始めようとしている、っていうのも、なんかむちゃくちゃ、変です。べつに良いけど。



救われたいと願っているし、自己投資ができない

教育のサービスを受けたい人たちは、「救われたい」と願っているひとが多いです。自分の人生に対し、選択に対し、かなりジプシーな感じである上に、今の現状に満足できていない。つらいならそれが辛くならないように自分なりに考えて行動をすればいいはずなのに、その「考える」行為をすべて「サービス」で買おうとしていて、もともと持っていた「つらい」の根本原因に向き合わないまま、人の手によって乗り換えをしようと考えているように写っていました。

神様じゃないよ、と思います。

さらに、非常にお金に対してシビアな方が多く、まあ気持ちは分からないでもないのですが、「ここまで出したからこれくらいやってくれるんでしょう」ということを平気で言われます。教育を売っていたわけですけど、将来を売っていたわけではないと伝えたい。変えたいものは自分自身が変えようと思い努力しないと変わらないし、お金を払ってそれを委ねられるのであれば誰だってしてますよ。それは決して「自己投資」ではない。


中にはものすごく向上心をもって来る方もいらっしゃったけれど

どうやら、向上心を持つだけでは、幸せを手に入れることは難しいようです。
自分がしたいこと・求める未来を明確に設定し→そこに向かって実践を続ける。
それができないのならば、「やる気」は行き場を無くします。
そんな「どこにいったら良いか分からないやる気」が、意味のない資格を取るために今日もはたらいている。業績にはなるでしょうが、その人が幸せになれるかどうか、私には分かりません。



つまり、思うのは、
自分の人生を根本から「どうありたい!」「どうなりたい!」と考えられているひとが居ない。

ということです。


みんな、一度きりの人生だよ。
もっと考えてきてよ、と、思っちゃいます。