こんにちは。星影です。

いや〜寒いですね。昨日は私自身今年の冬初めての雪を経験しました。ま、出先でですけど。

私の住んでる辺りではあんまり雪は積もらないみたいで、同じ市内でも山を挟んで反対側の方やちょっと山がある方は雪積もってたり、ってことはよくあるみたいです。

ところで皆さん突然ですが、本日のタイトルにもある　”５０歳”と聞いて何を思われますか？

まだ５０歳でしょうか？　もう５０歳でしょうか？

人生５０年でしょうか？　それとも５０歳からが人生！でしょうか？

。。。ま、人それぞれ十人十色、人生いろいろということですから、様々な意見があって当然ですが、今日は私の思う５０歳からの人生についてちょっと皆さんにお話ししようと思います。

。。と言いますのも、私も昨年めでたく生まれてから半世紀を迎えまして、私自身これからどうしたいか、っていうことについても考えるようになりました。

昨今はコロナとか色々ありましたし、アートについても予定通り進まなかったりとあったのですが、それはそれ“Go With the Flow"で行くしかありません。そうしている間にWeb3という新たな世界が現れまして、私としては希望を感じずにはいられない！という状態であります。

日本に帰ってきてからしばらくアートの活動はお休みしていて、その間にコンピューターのこともう少し知った方がいいかな〜とプログラミングを勉強してみようか、とか仕事でもITのヘルプデスク系のことをやってみたりとかしてたんですが、ど〜もしっくり来ないしちょっとかじってみてその先で得られるスキルや経験などがある程度見えてしまうと結局こういうことがしたいわけじゃない。。。という結論に至ってしまう。。。中には大手外資で海外赴任の予定のものもあったりと、普通に見れば多分やめるなんて勿体無いと思われたりする仕事にはいくつかご縁もあったんですよ。でも私はどうもそういう考え方は出来ないようです。色々納得いかないこととかあるとね、こういうことが普通に起きている世界は自分の人生には必要ないと思ってしまう。。。ま、こんなことを繰り返してたんですね。

Web３の世界も実のところはまだまだ全然で、仮想通貨とかもArt関係以外ではほとんど手をつけてませんし、知識的にも全然なんですが、それでもこの仮想世界っていうのは今現在の社会的な問題などに対しても多大な影響とか解決策をもたらしてくれると思ってるんですよね。具体的に言っていくと色々角も立ってきたりもしますからあんまり触れないでおきますが、これは理不尽だと感じるような社会的システムの下で苦しんでいた人々が、その人のやる気次第で自分の世界を切り開いていけるような機会が得られる。。。的なそんな状態が作られていくと思うんです。素敵じゃないですか？

だから、私自身はどこまで専門的な知識やスキルが得られるようになるかはわかりませんが、これからいくつになっても勉強はしていきたいと思ってるわけです。EuphorianZという私のLifetime Projectも諦めなくてすんだ、っていうところも実はこのWeb3のおかげですから。

前回ご紹介したAIコラボアートも、その内の第一歩というかコンセプトを支えるものというか、そういった意味でも私の中ではとても大切なものなのです。

日本地図作った伊能忠敬は５０歳で天文学を学び、日本中を歩いて測量し、１７年かけて地図を仕上げた人ですよね。（正確には地図が仕上がる直前に亡くなったとのことですが。）『中高年の希望の星』が日本の歴史上の人物の中にいるって素敵じゃないですか？

私は近所のマックでパソコンぴこぴこしてることがよくあるのですが、私がこんなだからもあるとは思いますが、年配の方々が勉強してらしたりする姿をよく見かけます。皆さん頑張ってらっしゃいますね。そういう姿を見るとこちらも頑張ろう、っていう気持ちになるでしょう？　

正直私はやっぱ２０年近く海外にいましたから今の日本の古い体制っていうのはどうも肌に合わないようです。でも悲観的にばかり感じているかというと全くそうではなく、Web３の世界もありますけど色々世間でも日本の社会の体制に則った生き方をしていない人、その体制の中にいておかしいでしょと感じた人々の声っていうのが支持されてきたりもしてますよね。インターネットビジネスにしても私が日本に帰国した当時は特に人の心を操るタイプの詐欺まがいなものが多くひどかったですけど、そういうのも徐々には減ってきててそれが人々の意識の中に認識されてきてるじゃないですか。”人々の意識の中に認識される”っていうの、これ大きいと思うんです。

以前このブログでも「１０１匹目の猿」の話、しましたよね。あれ、嘘だっていう人とかもいるけれど考え方的には本当だと思う、って自分の実体験を例に挙げお伝えしたと思います。私の住んでる横須賀ではペリー来航の歴史にちなんで毎年お祭りがあるんですが、まだ引っ越してきて間もなくこの辺の行事を知らない頃、そのお祭りの２、３日前から私の頭の中で突然何処からか「メリーさんの羊」の音楽が流れてきましてね。で、そのメリーさんの部分が何故かペリーさんになってて、「ペーリさんの羊、羊、羊♪」って何故か繰り返されてまして、私は「あ〜一度ペリー来航の場所にも行ってみないとな〜」なんてふと思ったんですね。そして調べたらお祭りやってた、っていうそういうお話でした。私みたいにちょっとそういうエネルギーに敏感だったりすると、多分こういうことが起こるんでしょう。で、その時思ったんです。「１０１匹目の猿」の話は多分本当で、一定数の意識って多分こんな風に伝達されてるものなんだな、って。

。。。ま、この話はさておき、意識が広まる、って世界が変わっていく上で非常に大切だ、ってことです。

だから古い体制の組織の中にいたり、インターネットとかの無法地帯で、これは明らかにおかしい、っていうことはそれが表に出れば出るほど、やっぱり世の中良い方向に変わっていくと思います。やっぱり正直な人っていいですよね。私とどれだけ考え方が違っていようと私はそれだけで好きです。

で、私が今自分のことに重ねて思うのは、これから年配層がどんどん増えていく日本で、年配層の人々が活躍できる場所を提供できる社会の形態を作っていくことってすご〜く大切じゃないですか？ってことです。それもね、私が思うに、大切なのは自分から何かを始めようとしている人達をサポートできる体制の確立。それが出来ればまず、年齢を考えて「今からじゃ無理」って最初から諦める人が激減するはずですよね。

「天は自ら助くものを助く」という言葉通り、結局は自分の中に育てる種がないとまずは無理ですけど、その種をそのまま腐らせるような社会ではいかんやろ、っていう話です。老子でしたっけ？（違ってたらごめんなさい）飢えている人がいたら食べ物を与えるんじゃなくて魚の釣り方を教えろ、って言ったの。ま、ここでの魚つりっていうのはあくまでも一つの例えではありますが、それでも私はね、そこまでの考え方では足りないと思うんですよ。今の政治とか慈善団体とかも、そのへんまで考えれてる人はいると思うんです。足りない、っていうか、それも解決になるとは限らないよね、ってところです。中には魚を釣ることは全然ダメでも花を育てる天才や動物をてなづける天才だっているかもしれない。そうじゃないですか？

結局は自分ですからね、その人それぞれの責任にはなるんですけど、それでも私が願って止まないのは、前に進もうとしている人達が更に人や制度に対して幻滅するような社会ではなく、まず希望を持って行動がおこせる社会になっていくべきだと思います。人って最終的にはやっぱり自分を好きになりたいですからね、誰かを応援したいならその部分を無視は出来ない、ってことです。

。。。それにしても、日本には本当に素晴らしい偉人さんがいっぱいいらっしゃいますね。最近たまたま知ることがあったのですが、私の好きなことわざ、「為せば成る為さねばならぬ何事も」と「初心忘るべからず」という言葉もあれは実在した人の言葉だったんですね。

「為せば成る為さねばならぬ何事も」は江戸時代後期の米沢藩主の上杉鷹山、「初心忘るべからず」は室町時代に能楽を大成した世阿弥の言葉ですが、人なりを知っていくと言葉ってただの言葉として残っているのではなく、やはりそれを言った人の深さとかのエネルギーも関係してるような気もします。

せっかくこんな素晴らしい人や文化がある日本だからこそ、余計に思います。私は本当にいいもの、っていうのはちゃんと残っていくものだと思うんですよ。これらの諺とかもそうじゃないですか。現在の体制を維持することが、果たして伝統を大切にしていることなのか、それとも自分を守りたいのか。。。時の流れとともにそういうことはどんどんと明らかになっていくんだろうなという気がしている今日この頃です。

上杉鷹山と世阿弥についてはまた別の機会にでももう少しお話しすることもあるかもしれません。

とにかく半世紀生きてきた私は、”人並みな幸せ”の定義みたいなものには当てはまらない生き方をしてきたかもしれませんが、毎日幸せだな〜と感じる瞬間が持ててるし、Web３の存在する世界に対して今とても希望を抱いている、というそういうお話でございました。

頑張りましょうね！

新作です。

許します！ありがとう！感謝します！嬉しい！楽しい！大好き！愛してる！よかった〜！幸せ〜！ついてる〜！

そして私は決断する！！

それではまた〜

星影

50歳からの挑戦