金曜の夜、プラダ青山エピセンターの地下フロアで、秋冬ファッションショーがありました。



普段は服で溢れた空間を一掃し、白く分厚い硬質ウレタンフォームを積み重ねて作ったた簡易椅子をランウェイ左右2列ずつに配置。

ウレタン椅子は意外に見た目にもモダン且つなかなかの座り心地で、

「これ、いいアイディアじゃない? 椅子が足りない時にハンズでウレタン買って来て作ればいいんでしょ」

と連れに言ったところ、

「この体積のウレタンだと、最低1個6千円位はするんじゃない」

と冷めた声で返答され、私の浅い思いつきは敢え無く一蹴されました。



肝心のコレクションは、さすがの色使い、素材使いで圧巻でしたが、一番目を引いたのは足元を彩る高さ10センチ前後の非常に危ういデザインのハイヒール。

なんと踵が内側に向かって削り込まれ、しかも横から見た幅はあるものの後ろから見ると薄~い。

その上、足首も太いバンド固定され(ているように見えたので)、転んでも絶対に脱げなそう。

挫いて足首を激しく痛めるか、転んで腰骨を打つ人が続出しそうな見栄えでしたが、スタッフの方に伺うと、

「そうなんですけど……、アレが今期イチオシのシューズってことになっておりまして」

とおっしゃる。

「ファッションには法規制は絶対に必要ないのか?」と、これまで思いも寄らなかったギモンが浮かんだ夜でした。



その後、ル・バロンでのアフターパーティへどうぞとのこと。

こちらは会員制故に入ったことが無かったので少々興味がありましたが、西新宿の餃子屋にそれよりも百倍大切な用があったので、潔く後にしました。

どうせ華やかなゲーノー人御一行様が幅をきかせておいでだったろうから、仮に行ったってちょっぴりドキドキちょっぴりロンリーで過ごしたことでしょう。



華やかなパーティに参加するには、ゲストにもそれなりのパワーが要求されます。

受け身の参加はあり得ません。

興味本位でのこのこ出て行っても、完全に食われてパーティ嫌いになって帰って来るのが関の山です。

本当は招待する側もゲスト選びには細心の注意を払うべきなのですが。



カッコイイパーティを思い切り楽しめるようになりたいと夢見るアナタ、例え有名人でなくても芸能人でなくても絶世の美男美女でなくてもそれは可能ですが、周りを楽しくさせるようなポジティブなオーラを身に纏えるよう努力することが大切です。

取りあえずは何をするか?


背筋を伸ばすこと。

自分のベストなスマイルを知ること。