皆さん、こんにちは。
月上です。



看護実習生の皆さん、
指導者さんや教員に
怒られた事はありますか?

何故怒られるのか考えた事はありますか?











今回は「怒られやすい人」について
お話しします。


よく怒られるなあと思う人は、
怒られやすい人の特徴を知り
怒られにくい人に変わりましょう。






といっても、
やはり指導者さんは
患者さんの命に関わるから
心を鬼にして怒るのですが、

実習をしていてチームを見渡すと、
いつも怒られてる人
あまり怒られてない人
分かれていませんか?




その違いは何なのでしょう?



これを知れば
怒られ方が変わります。
頻度や指導者さんの怒り具合も
変化しますよ。



他人は変えられませんから、

あなたが変われば
怒りん坊な指導者さんも
必ず変わります。




実習において
厳しい指導者さんの存在は
実習の運命を分ける
大きな要因になりますよね。


そう、
「闇の実習」「楽しんで学べる実習」



毎日怒られ続けて
闇の実習の日々を過ごすより、

指導者さんの怒りを鎮めて
もっと学びになる実習に、
楽しんで学べる実習に
変えたくはないですか?











さて、
怒る、怒られるという一連の流れには
「怒られやすいタイプ」
「落ち込みやすいタイプ」
が関わってきます。





…因みに私は
怒られやすいし落ち込みやすいです。

そして、
怒られやすいし落ち込みやすいタイプは
実習から逃げ出しやすいし
逃避する傾向にあります。






ここで
怒られやすいタイプについて
考えてみましょう。

どんな人が怒られやすいと思いますか?






答えは、
反応が薄い人
勝手な判断で動く人
です。


私自身や、
よく怒られるチームメイトを見ていて
そう学びました。







まず、当たり前ですが
勝手な判断で動く人。


学習しに来ていること、
自分が素人であることを
自覚していますか?




無免許の看護学生が
実習で患者さんに援助ができるのは

患者さんやその家族、指導者さん、
病棟のスタッフ、教員など
様々な人の協力があるからです。

意思を持って主体的に行動する姿勢は
看護学生として素晴らしいものですが、
私たちはまだあくまで学生です。




よく考えて、
行動する前に報告するなどしてから
動くようにしましょう。











そしてもう1つ、
反応が薄い人ですが、

学生の反応が薄いと
指導者さん側としては
「理解してるかどうかが分からない」
のです。




看護実習生はマスクを必ずつけるように
指導する学校や病棟は多くあります。

マスクをしている人の表情って
目や眉、声色等でしか判断つかないんです。

他にも頷くなどの非言語的コミュニケーション、
言語的なコミュニケーションも勿論
判断材料となります。




指導者さんに意思が伝わるような
立ち振る舞いをしていますか?


指導する立場になると分かると思いますが
指導者さんは
学生に理解してもらおうと指導しています。

皆さんからしたらきっと長い実習ですが、
指導者さんとしては
この短い実習期間でいかに学習して
帰ってもらうかが大切なのです。


だから、より分かりやすいように
指導しなくてはなりません。

必然的に学生の理解度を
確認する事になります。

でも、反応が薄いと
分かってるのか、次に進んでいいのか?
分からないけど質問しにくいのか?

指導者さんとしても対応がしにくいのです。


なので、オーバー過ぎるくらいでも良いので
意思表示をしましょう。

分からないことは分からないと言う。

指導者さんの言うことが理解できたら
自分なりに噛み砕いて復唱したり
「こう言うことですね?」と
確認するのもアリでしょう。






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そして、怒られやすい人の中でも
落ち込みやすい人は要注意です。



「よく怒られるから、
今更落ち込まないなあ」

という人はまだ良いのですが、

「よく怒られるからこそ
その都度落ち込んでしまう」

という人は危険です。


前回の記事でストレスについて述べましたが
長期に渡って大きなストレス
抱えていませんか?









落ち込みやすい人は基本的に素直です。
物事を素直に捉えます。






このゆとり世代、
「怒られ慣れてない若者が多い」
とか
「最近の若者は怒られたら
すぐ泣く、すぐ凹む」
とか言いますが、

あまり、ゆとり世代は関係無いです。




私は厳しめの家で育ち
どちらかというと
褒めて育てられるより
怒られながら暮らして来ました。


優しい家庭で育った子に比べたら
怒られる事に関しては慣れています。




でも、人一倍凹みやすいしすぐ落ち込みます。

そして、
「こんな事もできんなんて…ほんまクズ
死ねば良いのに…」
と、自分で自分を下げ続けてきました。




私がもう少し前向きな子供時代を送っていれば
まだマシだったのかも知れませんが、

人生の半分以上、
自分で自分を下げ続ける思考をしてきたので

怒られたらすぐ自責の念に駆られて
涙が出そうになるのです…



「こんな出来損ない…」
「本当ダメな人間
…何で生まれたんだろう…」




という風に。


これが、第一回の記事でお話した

「あなたを苦しめるのはあなた自身」

に少し被るところではあるのですが、
その思考をしている人は
出来るだけ変えましょうね。




さて、身の上話はこのくらいにして。









落ち込みやすく素直な方は

自分で自分を追い込んではいけませんよ。






上記の怒られやすい人の中でも、
反応が薄く、勝手な判断で動き
更に、落ち込みやすいという

この3つ全てに当てはまる人は、

実習やストレスから逃避する傾向にあります。


実習に限らず、就職後も
退職率が高いです。


怒られて、落ち込んでしまって、

でも、反応が薄いため
周りには、その悩みや理解度、
傷の深さは気付かれず、

誰にも相談できないうちに
自分一人で辞めると判断して退職してしまう。






実習を乗り切れたのに
看護師になれた後で辞めてしまっては
勿体無いじゃないですか。






今のうちに

・相手に反応が分かるような振る舞い、

・勝手な判断で動く前に、
   判断、行動について
   指導者さんに報告してから動く。

という事に気を付けて
実習に臨んでみて下さい。





落ち込みやすかったり素直であるのは
ある意味ではあなたの個性です。
あなたらしさなのです。

だから、落ち込まないようにする方法
なんてものを話すつもりは無いですし
そのままで良いと思います。

ただ、
「あなたを苦しめるのはあなた自身」
である。


それだけは念頭に置いておいて欲しいと
思います。


指導者さんが怒るのは何も
落ち込んで欲しいわけではなく

出来るようになって欲しいから

ですからね。。





という事で、
今回お伝えしたのは
「怒られやすい人」について
でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます^ ^

















さて、今回もワークをご用意しました。



上記、

「落ち込みやすい人は基本的に素直です」

と、述べましたが
あなたが落ち込みやすい人かどうか
客観的に見ていきたいと思います。





まず誰か、
親やバイト先の先輩など
思い出してみて下さい。


そして、その人から

「全くお前はダメな奴だな」
「使えない奴だな」

って、怒られる場面を想像してみて下さい。




















どう思いますか?






「私、ダメなんだ…」
「使えない人間なんだ…」

と、そのまんま捉えてしまう。

言われた事を
そのまま素直に受け取ってしまう。

そして、落ち込んでしまう…













という方は、要注意です。

適度に心を休めて下さいね。
前回の記事のように
長期に渡るストレスは心身に毒ですよ…