不老仙館(ふろうせんかん)
登米市東和町
(民俗資料館)
ここは
実母の親戚の家でした
第二次世界大戦の時
まだ小学生だった母が
おっびさん(私のひいおばあさん)と
一緒に疎開した所だったとか
実母には懐かしい思い出 の詰まった所です
写真展のついでに
観光してまいりました
狼河原(おいのがわら)村(現米川地区)に
嘉永5年(1852)、
伊達家十三代慶邦氏が
北部巡視時の宿泊用に
建築したものと伝えられています。
最初に
建てられた狼河原(おいのがわら)村は、
「おいぬがわら」
とも呼ばれていました。
これは語呂が合うことと、
年を取らないという縁起をかついだもので、
不老仙館の名前は
その
「おいぬ」を「不老」に
当てて付けられました
(床面積は330平方メートル、部屋は1階が8室、2階が4室)
その建物を
明治39年、
佐藤家三代新助氏が
凶作による米谷住民の救済事業として買い受け、
3年間の歳月をかけて
現在地に移築しました。
入口の門までのアプローチ
両側には
「コウヤマキ」の木
高野山から移植させたものらしく、
「コウヤマキ」の生息の北限は、
この辺りではないかと
係の方が、教えてくださいました
長く
佐藤家別荘として
使用されていましたが、
昭和56年に東和町へ寄贈され、
現在は民俗資料館として
一般に公開されています
中央に見える木は樹齢400年
建物2階から見た入口の門
玄関・襖絵
「八方睨の虎」 南 渓華
「昇龍」 南 渓華
座敷から見た庭園
(柱が邪魔かな)
日本庭園には
茶室や阿部みどり女の句碑などもあります。
縁側から見える庭園
縁側正面からの
庭園の眺め
少し、紅葉も見られました
モミジなどは
まだ早く、
真っ赤に染まった頃は、
見事なお庭になるので
是非その頃
また来てほしいと係の人。。。
続き間の座敷4部屋を、
開放して見せてくださいました
正面の屏風絵が見えた時は
感動でしたぁ~~!!
一階には
武者隠しもありました
このほか
著名人の書画や骨董品などが
約50点展示されています
いつもありがとうございます
本日2つ目!なのでコメント欄閉じておきますね