動作するソフトがWindows10の大型アップデートで突然動作しなくなることがあります。
セキュリティ対策なのか、こういうのはマジで勘弁して欲しいです。
実行時に警告は出ますが、「デジタル署名のない」大昔のソフトウェアが動作するのにですよ?
自分が作成したソフトウェアが、「DEP」という「実行防止機能」で許可しないと動作しないのは解ります。
しかし、購入したソフトウェアが、突然、動作しなくなるのは納得がいかないです。
開発意欲を削ぐ行為だと思います。
オンラインソフトウェアであれば、動作するバージョンを探すのにも一苦労です。
公式サイトで動作しないものが最新版で、これが動作せず、それしか公開されていなければアウトなのです。
作者さんには、万が一の時のために、少し古いバージョンを公開されていらっしゃる方がいます。
Microsofttは何を考えているのか解りません。
ただ、Windows10端末のPCから得られる情報をビッグデータとして流用しているのは確かです。
そうでないと、無料でOSの最新版を利用することは出来ません。
無料には、それ相応のリスクがあるのです。
ちなみに、上述した「DEP」の許可対象にするには、次の方法で可能です。
1.コントロールパネル
2.システムとセキュリティ
3.システムの詳細設定
4.「詳細設定」タブの「パフォーマンス」で「設定」をクリック
5.パフォーマンスオプションが開くので、「データ実行防止」タブ
6.「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする」これを選択
7.DEPから除外したいソフトウェアを追加して、「適用」ボタン
8.PCを再起動
PCを再起動後から設定が反映されます。
これで追加してもソフトウェアが動作しない場合は、上述の通り、Windows10のシステムのアップデートで動作しなくなった可能性が高いです。
(※) オンラインソフトウェアであれば開発元に、購入したソフトウェアであればサポートに、お問合せして、アップデートされるのを待ちましょう。
ソフトウェアをアップデートして動作しなくなった場合は、古いバージョンに戻しましょう。
動作するはずのバージョンが動作しなかった場合は、動作するバージョンがアップデートされるのを、ひたすら待ちましょう。非常にもどかしく歯がゆいですが、仕方がありません。
とにかく、Windows10環境では、作者側では当然のこと、ユーザー側でも動作するバージョンを確保することが肝要になってきます。