量子コンピュータの登場以前の、いわゆる、スパコンも含めた普通のコンピュータは、「古典コンピュータ」と呼ばれるようになってしまった。
ただし、古典コンピュータで時間の制約無しに計算不可能なものは、量子コンピュータでも同様に計算不可能である。
これには、使う側のヒトが考え出したアルゴリズムの発想限界があるのではないかと私は考える。
量子コンピュータ上で、古典コンピュータをエミュレート(仮想化)することは容易なので、古典コンピュータよりも、高速に問題を解くことが可能となる。
ここで、問題となるのが、BitCoinを筆頭とした仮想通貨の存在である。仮想通貨は、正式には暗号通貨と呼ばれる。
この暗号を解読すれば、その通貨を獲得することに直結する。
よって、危惧するのは、量子コンピュータの登場によって、暗号通貨が無駄なものになりはてるのではないかということである。
量子コンピュータが得意とするのは、古典コンピュータには実装不可能な並列化を容易に成し遂げての暗号解読が出来るからである。
どうなる?暗号通貨。
私は、所持していないので、暗号通貨がなくなろうとも、痛くもかゆくもない。