陽が昇っている間に行こうと思っていた散歩。
あれやこれやと用事が立て込み、19時に行ってきました。
途中、塀の上に何かを乗せて、ごそごそしている、何やら不審な人とすれ違いました。
うしばらく、冷たく暗い海を見て、帰る途中、先程の所に、猫がいました。
近寄っても逃げないので、人になれているんだなぁと思って、暗い中、よく見ると、ドライタイプのキャットフードを食べていました。
そして、私が立ち去ろうとした時、駐車禁止の場所にワゴンが止めてあって、老夫婦と思しき人が乗っているのを確認しました。
恐らく、飼い猫を何らかの事情で捨てに来て、最後のお別れを惜しんでいるのだろうと思いました。
この寒空の下、捨て猫として生きていかなければならない飼い猫の苦労を思うと、怒りが湧きました。
自分たちは、暖房の効いたクルマの中で、その様子をうかがっているのです。
私は、窓をノックすると、やはり私が思った通り、飼い猫を捨てようとしていたことを認めました。
私の剣幕が余程怖かったのか、捨てられようとした猫の所に、奥さんらしき人が駆け寄り、「ごめんね。ごめんね。」と泣きながら、猫は、飼い主に無事、引き取られ、その場を後にしました。
「私が居ない場所で、どうか、捨てないで下さい。」と釘を刺すように念押ししました。
はぁ・・・。
これだから、無責任な飼い主は嫌いなのです。
飼うのであれば責任をもって、愛情を注いで、飼って欲しいですね。家族の面倒を見きれなくなったからと子供を捨てる行為に等しいです。
怒りが、まだ収まらず、夕食が入りそうにありません。
私は、正義感が強いのか、偽善者なのか、どちらでしょうか。
私のことを「下手に賢い」と宣った偉い人は、その思い込みと身勝手な先入観により、「偽善者」と言うのでしょうね。
この人のことを知りたければ、全てを暴露します。