静電気 | 海の見える家

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努力して諦めなければ、必ず道があると信じて突き進みます。時を間違えなければ。頑張る時に頑張らなければ、努力は結実しないのです。

ゴミ出しに行った時,ドアノブに手を触れた瞬間,バチッとなりました。

 

久々の経験でした。

 

ここ数年,ユニクロのヒートテックの影響で,セーターやフリースすら着なくなりました。出番がないのです。

 

そして,フリースは真冬に着るものではないですからね。

 

そうです。今日のゴミ出しには,フリースの上着を着たので摩擦によって静電気が生じたのです。

 

原理としては,静電誘導により,指先に負の電荷が集中したことによります。静電誘導の有名な例としては,外部に電界がある場合,その電場(電界が存在する場)の中にある金属(導体)内部では,電界が静電誘導により,電荷は導体表面にのみ存在するので導体内部には電荷が存在せず,電場がゼロになるという現象です。

 

この静電誘導の原理による,最近の有名な実験として,でんじろう先生の普通なら即死レベルの高電圧の静電気を浴びる(というか素通りさせる)ものがあります。これは,金属で出来た鎧(?)の中にいる,でんじろう先生は,高電圧の電流が金属の表面のみを伝導して素通りするので無事なのです。毎回,冷や汗をかいているように見えますが,やはり,勇気が要るでしょうね。

 

積乱雲の雷と,電機部品のコンデンサーも同じように,雷は大気中の誘電率を下回らない範囲で雲の中に負の電荷を蓄積し続け,コンデンサーは,正と負の電極に分離して電荷を蓄えるようになっています。

 

限界まで蓄電すると,放電するのです。いわゆる,短絡(ショート)です。

 

そういえば,学生実験の時に,コンデンサーの正と負の極性を間違えて,電気回路を組み立てて,爆発させた友達がいたなぁ・・・。あの時は,コンデンサーが破裂しただけだったので大爆笑しました。