一穂ミチ氏作



同棲していた恋人が、旅行にいくと言って自宅を出た日から帰ってこない

海難事故にあったようだと知らされて、

恋人と同行していた、男性の妻と共に

真相を求めて事故現場の南の島へ向かう主人公(タクシードライバー)


彼女とその男性の関係は不倫ではなかった

古くからの友人であることを知り、なぜ2人がこの南の島に赴き何を求めて来たのかを探る主人公

たち、すでに探偵小説の謎解き役のバディだ


海難事故で遺体はみつかっていない

ごくごく僅かな希望を繋いでこのバディは大切な配偶者の行方を探し回る

そこから、秘密にされていた重く苦しい過去が次々と浮かび上がる







最後のページは泣ける

失ったものの大きさと喪失感にうちのめされる主人公の姿は読んでいて切ない