すごーく苦労した、短編集なのに長編な、

タイトルになっているエピソード。


度々、読み続ける気持ちが折れたわ。







★追記、ネタバレあり


今回の語り手は、大店の三男で若い頃は博打にのめり込んでいた放蕩息子だった。

当時、借金が嵩み、知人宅へ金を借りに行く途中で、霧に巻かれ気がつくと知らない場所にいた。

大きな屋敷を見つけ、入り込むも、ひと気がなく屋敷はどこまでも広く果てがない。


似たように、その不思議な場所に迷い込んだ、もとい誘いこまれた5人と脱出を試みるが。

黒い鎧兜の武士の姿の者が現れて、仲間は1人ずつ減っていく。

大広間には火山の絵が描かれているが、それが実際活動して熱く硫黄の匂いを撒き散らし、煙を吐いて今にも噴火しそうな状況だ。



黒武は、この武士(の形をした魔物)

  かつてキリシタンを信じて島流しにされた領主  であろうと推測される、屋敷に残っていた古文  書を読み解いて、判明する

御神火とは、三原山の火山のこと、この領主は島流  しにされたのち、三原山の火口に身を投げらし  い


実はそれぞれ、罪を抱えていた6人を、この魔物はこの場所で命を奪おうとしていたのだ。



なんともおどろおどろしい内容であった。

私も読み進めるのが、本当に困難だった。

三島屋のこの物語シリーズは、作者がそういう作風を好むのか、本題までが冗長で飽きてくる。

佳境に入ると引き込まれて、先が気になり、どんどん次へとページが進む。

さて、やっと読み終えた六巻、七巻は分厚くない。嬉しい。


もはやなんで読んでいるのやら、私はわからん。