マロンちゃんはイナと同い年だった。お互い、相手の犬が元気で生きていることが、飼い主である私達の心の拠り所だった。



そのマロンちゃんが25日に亡くなったのだと、飼い主さんから昨日ラインが入った。
病院に一泊で入院させた際、次の日に迎えに行く予定が病院で亡くなったそうである。

苦しまないで旅立ったのだろう、自分に間際を見せたくなくて、入院中に逝ったのかなと飼い主さんは言う。

犬は、残していく家族(人間)のことを心配する生き物であるそうだ。

マロンちゃんは5年間くらい闘病していたらしいし、「マロンは私としか散歩に行かない」とママさんが言ってたくらい、たぶんママさんが大好きだったんだろう。

ママさんの負担にならないように、そのタイミングを選んだのかもしれない。


振り返ると、10日前のあの日の夕方、私はいつもは通らない道を歩きマロンちゃんにたまたま会えた。

でもマロンちゃんの計画だったのかもしれない。

私に最後の別れを告げてくれたのかなと思う。

そして残していく飼い主さんを、よろしくと言いたかったのかもしれない。

飼い主さん曰く、10月25日は彼女に縁のある日にちだったそうなので、やはり賢いマロンちゃんはちゃんと選んでその日にしたのかなと思う。




寂しいよね、泣いてもいいから泣きながら前に進もう。

何も欲しいものもなく、行きたい場所もなく、井戸の底に膝を抱えてうずくまっていた私も、

あの早春の、イナを見送った日から半年以上たった今、ZUMBAも始めてるし二胡も再開した。

イナが好きだったりんご🍎、今日はお供えしたよ。

大丈夫大丈夫、イナ、私は君のいない日々を生きている。

まだ私のことを心配してくれてる愛犬、ありがとう。