イナが肺水腫で倒れて もうすぐ一年。
かなり厳しいと医者に言われた危篤状態を脱したあの日を乗り越えて、まだ私のそばにいる。
ご近所の犬友達にばったり会ってそんな話をした。ちなみに彼女のわんこは12歳で亡くなっている。シャイな小さなチワワの女の子だった。
今でも思い出すと涙がでてくるというけれど、私だって涙があふれる。
犬の亡くなった話は今はきついよ。
「イナちゃんが最後の希望」なんて言われて、ご近所では今は一番の長寿犬になったけど、その日が来るのが怖い。
犬も年をとると被毛が薄くなり伸びなくなる。
あんなにもっさりしていたオレンジのオーバーコートも、アンダーコートの黒が目立つようになった。顔も鼻回りの白い毛が目立つようになってしまった。
それでもいとおしい。
年老いた犬はまた別格なかわいさがある。
もう少しここにいて、今年もまた桜の下で写真をとろう。