祝祭と予感蜜蜂と遠雷のサイドストーリー。短編集。初めての出逢い、の物語かな。奏さんのヴィオラの物語が、自身の楽器と重なった。私の楽器は実に扱いにくい。音が出しにくい。それこそ、大きさが個体によって違う。もちろん、素材で値段も違う。先生は私の楽器を「二胡らしい音」といつも言ってくれるが、なんせ私の技術では、その良さを引き出せない。この胡は私をどう思っているのやら。すまんね、下手くそな演者でさ。