─前回のあらすじ─
アナザーブロガーNo.3 ミドドタロスと対峙したセイバーオルタは全く怯むことなく、強力な一撃であっという間にトドメを刺した。
機能停止したミドドタロスに近づくと、アバターブロガー・ミドドタロスさんの音声データが残っており、その内容は本物のミドドタロスは別にいるという事とアナザーブロガーNo.6を奪還する事であった。
チアキ「ただいま。ユー君のカイギアスは特に問題なさそう?」
チアキ「ならよかった。あの子は私が育てた可愛いペットだからね。もっと強くなるわよ」
エムンガー《そうですぞい》
エムンガー《それは…》
チアキ「エムンガー…ありがとね」
トコ トコッ
チアキ「きゃっ!!」
ググググッ…
スタッ
???「…久しぶりだな。エムンガーにチアキ…」
エムンガー《!?》
チアキ「!!」
エムンガー《あなたは…》
【アナザーブロガーNo.3 ミドドタロス】
ミドドタロス「いかにも。もう一体の方は今頃誰かにブッ壊されてるところだろうな。反応無しからして」
エムンガー《何しに来たんですかぞい!?》
エムンガー《わしが脱走犯なのはともかく、チアキちゃんは無関係ですぞい!》
チアキ「エムンガー…」
エムンガー《チアキちゃん!》
ミドドタロス「気遣い…いいねぇいいねぇ」
《ステージセレクト!》
エムンガー《!!》
チアキ「!?」
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チアキ「移動した…?」
ミドドタロス「ご名答。ワイは自分の好きな好きなステージに移動させる事が出来るんだぜ」
エムンガー《チアキちゃんには指1本触れさせませんぞい!》
チアキ「………」
ミドドタロス「フフフフ…」
スッ…
ドガァァッ!!
エムンガー《いててて…》
チアキ「エムンガーは裏切り者じゃないわ!それは私だけど?」
エムンガー《チアキちゃん…》
ミドドタロス「脱走したことに変わりはねぇんだ。ワイが制裁を加えるのは至極当然の事よ」
チアキ(元超神課の研究員だった私には分かるのよ…)
第13話「チアキとエムンガー」へ続く。