Ponette

天国のママに、もう一度あいたい――
たった4歳の少女ポネットのひたむきな祈りが、
世界中を涙でつつみこんだ――。
ポネットのママは事故で死んでしまった。幼いポネットにわかるのは、ママがいなくなったことだけ。
きっと会いに来てくれる…。そう信じてポネットは一人ママを待ち続ける。草原に寝転び、ベッドでお祈りをして…。
大人が話す“死"”の説明に満足できずに、ポネットは自分の世界に閉じこもる。やがて泣きつかれたころ、
静かに“奇跡”が訪れた…。
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆ eueu的感想 ☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆
私がこの映画と出会ったのは10年程前。街中でこの映画のポスターを見たのがきっかけだ。しかし、其の時はこの映画を観るまでには到らず・・・
あどけなく、純粋無垢な少女の顔が忘れられず時が過ぎ…
運命的にもある方のお蔭でこの作品とまた巡り会うことが出来た。
大人になっても”死”というものは受け入れがたいものである。四歳で母を亡くし、死に直面した少女ポネットがこの悲しい出来事を
乗り越えるために自分なりの方法を手探りで探し解釈し”死”を受け入れていくまでの物語だ。
ポネットは、大人の言うことを鵜呑みにすることができる程器用な子ではない。心が納得するまで理解するこが出来ない。
暗中模索で、母に会う方法を探そうとしている姿を見ているこちらが痛々しくなる。
結末は、夢か幻か…フランソワ・オゾン監督の映画"swimming pool"以来の衝撃を受けた。
然しながら、私は何故かフランス映画に惹かれてしまう。
パッケージがお洒落で目につく事が多いのだが、不思議な独特の世界観のあるフランスの雰囲気が好きなのだろう。
話がそれたが、この少女を見ながら、自分の幼少期と重ねて観てしまった。容姿が似ているのではない。お人形に話しかけて遊んだり、
一人自分の世界に入り物事を考えたりしているところがそっくりなのだ。
また、ポネット役のヴィクトワール・ティヴィソルのプロの俳優を凌ぐ演技力にも注目だ。かなり、泣かさせられた。
子供の視点から”生と死”について考えさせられる、稀有まれな映画だ。











