あるテーマを
ライフワークの1つにしようと
決意したこと
「香りの好みと人となり」
何度か精油をおすすめしていると
その人の香りの好みが
わかってきます。
それを軸にコンサルテーションをしながら
精油をチョイスしていくこともあります。
香りの好みっていうのは
情動脳と言われる大脳辺縁系や
生理反応を司る視床下部と
密接に関係しているわけですから
ずばり、その時の
香りの好み(快不快)は
その人の情動や生理反応の現れ
最も原始的な脳である大脳辺縁系を
一次中枢にもつ感覚器は嗅覚だけです
12対の脳神経の第一脳神経が嗅覚です。
他の感覚器と大きく異なる点として
先入観にとらわれない。
何の香りか?より
まず快不快(好きか嫌い)を判断する・・
※この経路は瞬時。
今までの経験から、
うっとるするほど
大好きな香りを
ある日突然、
吐き気がするほど
大嫌いになる人って
あったことありませんでした。
ただ
あら?今日はいつもほど好きではない・・
かといって遠ざけるほど不快ではない・・
この程度はよくあります。
逆もまたしかり
普段大嫌いだと思った香が
今日はそれほどでもない・・
でもそれは
決して芳しく、心地よいわけではない。
積極的に嗅ぎたいものにはならない。
妊娠中や生理前なども
体内のホルモンバランスが変わり
香りの好みが大きく変わることあります。
また弱っていいる時は
きつい香りを受け付けないことも
香り自体が無理なこともありますね。
これまで好きだった香りが
トラウマによって嫌な記憶と結びつくようになって
大嫌いになることはあるでしょう。
いずれにしても
いつもと目に見えて好みが
異なるような時は
ちょっと体調がいつもと違うかな?
もしかして、何かショックなことがあったかな?と
さらにじっくり
コンサルテーションするようにしています。
また、ストレスや
体調によって、香りがわからないってことは
あるあるです。
いたって健康で妊娠などもしてない
そんな人が
これまで大好きだった香りを
ある日突然大嫌い!ってことは
そうそう無いはずなんです。
これはその人の
香りの好みが本来の
体質や思考など
によるところが大きいからかな?
と思っています。
もし大好き!大嫌い!を
しょっちゅう繰り返す・・
こんな時は
お医者様の
受診をおすすめするはず
今から数年前
目まぐるしく
香りの好みが変わる人に
出会いました。
これがほんとに
すごいんだ。うん
様々な香り
官能基別のグループで嗅がせても
ノート別に嗅がせても
大好き、大嫌いを繰り返す。
もうね
そんなの初めてでした。
目から鱗?
こんなことあるんだな~ってね。
その人は
もちろんいたって健康ですよ。
あまりにも、腑に落ちないので
思い切って聞いてみたわけです。
アレルギーはあるけど
薬は飲んでいない・・
どうしてだろう?
「私、フラワー系の香り大好きなのよね~」
「樹木系が大好きなのよね~」
といって、心地よい顔つきで、うっとりと
精油の香りを嗅いでいたと思ったら
1か月後には
「柑橘系が大好きなのよね~」
「フラワー系は無理!受け付けないほどキライ!」
どうしてだろう?
ところが・・
このどうしてだろう?が
だからだったのか~!に
すとんと落ちる出来事があったのです。
それは体質ではなく
その人そのものが
どうしてだろう?だったから・・・
ある記事を見て本当に
ドキッとしたわけです。
ここから、私や友人たちが
経験した、摩訶不思議なできごとが
腑に落ちるようになって行きました。