解剖生理学(細胞) <神経組織の構成> ニューロン(神経元)・グリア細胞(神経膠細胞) 血管・被膜(髄鞘)などで構成される <ニューロン> 神経成分のことで形態的・機能的な最小単位である 神経細胞突起(樹状突起・軸索)からなる ★ニューロン間の興奮の伝達はシナプスによる化学的信号により次の 神経細胞へ伝達される 樹状突起=求心性の興奮を電気的信号により伝える神経線維 ★細胞体に向かい求心性の電気的信号を伝達 軸索=遠心性の興奮を電気的信号により伝える神経線維 ★接触した神経への電気的信号により一方方向への伝達 ★嗅索は神経線維の集まりでこの軸索である。 <シナプス> 神経伝達物質であるタンパク質をシナプス小胞より分泌する 神経終末と次の神経細胞の接触部のこと :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: <神経伝達物質> シナプス小胞(神経終末)より分泌される伝達物質であるタンパク質 *ニューロン間の興奮の伝達はシナプスにより行われる アセチルコリン=副交感神経の神経伝達物質である(副交感神経の末端より分泌) カテコールアミン=交感神経の神経伝達物質である(交感神経の末端などより分泌) セロトニン=ノンレム睡眠にかかわる伝達物質 ドーパミン=高揚感や興奮性 エンドルフィン・エンケファリン=脳内モルヒネ ★カテコールアミンにはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどがある。 ★アセチルコリンやカテコールアミンは必ず覚えましょう 【軸索】や【樹状突起】での情報伝達は電気的信号ですよね また軸索は遠心性、樹状突起は求心性です シナプスは化学的信号で興奮などの情報を伝達します 樹状突起=興奮の伝達を遠心性に伝える 軸索=興奮の伝達を求心性に伝える ★軸索からの電気的信号は一方向性である ニューロンとは?ときたら神経細胞と軸索・樹状突起などから構成されます 支持組織は神経膠細胞のことですよね。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: <グリア細胞=神経膠細胞> 支持成分のことで栄養や代謝活動を司る ★シュワン細胞=末梢神経で髄鞘を形成するグリア細胞=神経膠細胞 ★希突起膠細胞=中枢神経で髄鞘を形成するグリア細胞=神経膠細胞 <髄鞘(ずいしょう)> 有髄神経線維と無髄神経線維とがある。 ★ミエリン鞘=末梢神経のように神経線維が束状になっているとき シュワン細胞における有髄神経線維の髄鞘を形成し絶縁体の働きをする ★希突起膠細胞=中枢神経で髄鞘を形成するグリア細胞=神経膠細胞 有髄神経線維 鞘状の髄鞘(被膜)が軸索を囲むように形成されている神経線維である ★この髄鞘は隣接した神経線維との絶縁体の様な役目をする シュワン細胞が軸策を何重にも囲む 体性神経(運動神経や知覚神経)などのすばやい伝達を行う神経線維である ランビエの絞輪があり神経情報を迅速に伝える ランビエの絞輪 髄鞘の切れ目のことで電気的信号は電気抵抗の高いミエリン鞘を跳躍伝導により スピーディーに伝えることができる有髄神経線維の特徴である(120m/s) ★有髄神経線維の興奮は髄鞘を飛び越えランビエの絞輪を伝う速い興奮の伝達である <無髄神経線維> シュワン細胞が髄鞘を形成していない神経線維(くるくるまいていない) 飛び越える髄鞘が無い(ランビエの絞輪)がないので興奮の伝達は 遅い自律神経などが知られる ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ★当ブログは、独学でAEAJアロマインストラクター試験に挑戦した個人のブログです。  社)日本アロマ環境協会=AEAJ認定のものではありません。  独学用問題集なども同様です。あくまでも独学者の方の応援ブログであり、  AEAJとは一切関係ありませんのでご了承ください。    AEAJアロマテラピーインストラクター gadge :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: <参考図書>以下の教会指定の参考図書や関連図書を元に勉強した内容です。 新訂 目でみるからだのメカニズム 堺 章 / / 医学書院 アロマテラピーコンプリートブック上巻 林伸光 監修/ライブラ香りの学校 編  BABジャパン 「AEAJアロマインスト試験参考図書はこちらで紹介しています」 Eucalyblue楽天ブックス 1500円以上のご注文は送料無料です http://plaza.rakuten.co.jp/eucalyblue/diary/200806260000/