皮膚構造

お粗末な絵もこれで最後でしょうか。
最後は皮膚構造です。

これが意外に難しいんですよ。絵心なさすぎますか？
そんなわけで皮膚に関する事をドバドバと羅列してみたいと思います。

【皮膚】

皮膚構造は表皮、真皮、皮下組織の三層構造です。
そしてこの皮膚の付属器官には皮脂腺や汗腺などの皮膚腺、毛や爪などの角質器があります。
皮膚と付属器官を合わせて外皮ですよね。

・皮膚は人体最大の臓器です。
・皮膚感覚には、痛覚、触覚、圧覚、冷覚、温覚などがあります。
・皮膚や爪、毛髪などの健康にはミネラルの硫黄が不可欠です。

【表皮】
角質層、淡明層、顆粒層、有棘層、基底層の五層構造。
＊淡明層は掌足裏にのみ存在する。
・表皮は扁平な角質細胞が重層構造で並んだ角化扁平重層組織です。
・ターンオーバーとは基底層で生成された角質細胞が分化しながら上層へと移動し
　角質層で脱核しフケや垢となってはがれおちるまでの約4週間んおサイクルで
　皮膚の新陳代謝のことである。

（角質層）
・角質層にある硫黄を含んだタンパク質をケラチンと言います。
・角質層には天然保湿因子（NMF)があり角質細胞の水分量を10～20％に保ちます。
・角質細胞間にはセラミドなどの細胞間脂質が水分の蒸散や異物の侵入を防いでいます。
・角質細胞は表皮基底層で生成されます。
（淡明層）
・淡明層は掌、足裏にのみ存在する。
（顆粒層）
・3~5層の細胞からなり紫外線を屈折させる。
（有棘層）
・表皮中最も厚い層
・組織駅が流れ知覚神経も達している。
・免疫細胞であるマクロファージ（ランゲルハンス細胞）が存在する。
（基底層）
・角質産生細胞とメラニン細胞がある。
・角質産生細胞は基底細胞、角質細胞、ケラチン細胞、ケラチノサイトなどとも言う。
・メラニン細胞は、色素産生細胞、メラノサイトとも言う。
・基底層で生成された角質細胞が分化しながら上層へと移動する。