今日は、午後から子供の下校指導のお当番でした。
6年生が1年生の手を引いて帰ってたり
1年生同士手をつないで帰ったり
なんともかわいらしく、微笑ましい光景で
ちょっと癒されました。
うちの息子もあ~だったのにな~~

30分立ち番でね、ま、暑いのは仕方ないけど

たった30分立ち番して、子供たちの様子を見たり
信号を守ってるか指導するだけなのに・・

子供の下校指導しにきたけど
お前を指導してやりたいんだYO!


って保護者発見

下校指導中にずっと携帯メールしてる人がいました。
携帯してないときは、ずっとしゃべってた。

何しに来たんだYO!


失礼



さて今日で終わりの免疫系。
アレルギーです。
免疫機構における免疫反応は恒常性維持の大切な機構ですよね。
白血球達が体を異物から防御する大切な機構です。

だがしかし

この免疫反応が、ある抗原に対して過剰に起こってしまうことが
アレルギーなのだと思います。いやそうなのだ。

アレルギー反応には、即時型、遅延型があり
それぞれ関与する細胞や物質が異なりますね。

アレルギー

左が即時型過敏反応、右が遅延型過敏反応を簡単に絵にしたものです。
日に日に絵が粗末になるのはなぜでしょう?

即時型過敏反応はいわゆるⅠ型アレルギーと言われるものです。
花粉症、アナフィラキシーショック、気管支喘息、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など
インスト試験では、3つ解答せよなんてのもありそうですよね。

そしてここで関与する細胞や物質です。

そうご存じIgE(免疫グロブリンE)と言われる抗体です。
そして肥満細胞や顆粒球の好塩基球です。
肥満細胞は好塩基球が組織に出た時の名称ですよね。

肥満細胞にくっついているIgEが自分にぴったり合致する抗原が侵入し
その抗原がIgEに結合すると、それを合図に
肥満細胞からヒスタミンやセロトニンなどの化学伝達物質が放出されます。
これにより、浮腫や紅斑、血管の拡張などが起こるのですよね。


過剰に酷く反応したものが、アナフィラキシーショックです。


右側の遅延型過敏反応は、抗原が侵入してから抗体が反応するまでに
時間がかかる過敏反応ですね。
そして遅延型過敏反応はⅣ型アレルギーですね。関与する細胞によりさらに細かく分類されますが
インスト試験ではそこまでは出ないですよね。だって参考図書にないから。

遅延型過敏反応には
ツベルクリン反応、接触性皮膚炎、臓器移植後の拒絶反応
などが知られます。

それぞれ関与する細胞も異なります。


遅延型過敏反応は
T細胞から分化した感作リンパ球が主役となって起こるのですよね。

感作リンパ球は自分にぴったり合う抗原が侵入すると、それを合図に
リンホカインなどの化学伝達物質を放出しますね。
このリンホカインなどの化学伝達物質の放出で
マクロファージ、好酸球などが
活性化されることでアレルギー反応が起こるのですよね。

奥深いですね。ええ