奇跡講座 テキスト編 p.330 – p.333
自我の暗黒の土台の下には神についての記憶があり、あなたが真に恐れているのはこれである。なぜなら、この記憶は即刻、あなたを自分の正しい場所に復帰させるものであり、あなたが立ち去ろうとしてきたのはまさにその場所だからである。攻撃に対するあなたの恐れは、愛に対するあなたの恐れに比べれば無いも同然である。神の子を殺したいという願望が自分を愛から救うと信じていなかったなら、あなたはその残忍な願望さえも正視することを厭わないだろう。というのも、この願望こそが分離の原因となったものであり、あなたは分離が癒されることを望まなかったがゆえに、この願望を保護してきたからである。それを覆い隠している暗雲を取り除けば、自分が父への愛に駆り立てられ、父の呼びかけに応えて、天国へと飛び込んでいってしまうと、あなたは気づいている。それをできなくするのが攻撃であるがゆえに、あなたは攻撃が救済だと信じているのである。自我の土台よりもさらに深いところにあって、常にそれよりも強きものであり続けるのが、神に対してあなたが抱いている激しく燃えるような愛であり、神からあなたへの同様の愛である。これが、あなたが真に隠しておきたいものである。
Under the ego’s dark foundation is the memory of God, and it is of this that you are really afraid. For this memory would instantly restore you to your proper place, and it is this place that you have sought to leave. Your fear of attack is nothing compared to your fear of love. You would be willing to look even upon your savage wish to kill God’s Son, if you did not believe that it saves you from love. For this wish caused the separation, and you have protected it because you do not want the separation healed. You realize that, by removing the dark cloud that obscures it, your love for your Father would impel you to answer His Call and leap into Heaven. You believe that attack is salvation because it would prevent you from this. For still deeper than the ego’s foundation, and much stronger than it will ever be, is your intense and burning love of God, and His for you. This is what you really want to hide.
正直なところ、あなたには、「私は憎む」と言うよりも、「私は愛する」と言うことのほうが難しいのではないだろうか。あなたは愛から弱さを連想し、憎しみから強さを連想する。だからあなたには、自分自身の真の力が自分の真の弱さのように見えている。というのは、愛の呼びかけを聞いてしまったなら、もはやそれに対して自分が大喜びで応答することを抑制できなくなるからであり、自分で作り出したと思っていた世界がまるごと消え去ることになるからである。それゆえに、聖霊があなたの要塞を攻撃しているように思える。なぜなら、あなたは神を締め出そうとしており、神は除外されることを意志していないからである。
あなたは、神が破壊することになるような世界を自分が作り出したと思っている。また、神を愛するなら、それにより自分はこの世界を捨て去ることになるとも思っている。そしてあなたは本当は神を愛しており、世界を捨て去りたいのである。それゆえに、あなたは自分の愛を覆い隠すために、世界を使ってきた。そして、自我の土台の暗闇に深く入っていけばいくほど、そこに隠されている愛にますます接近することになる。そしてあなたを怯えさせているのはこのことなのである。
You think you have made a world God would destroy, and by loving Him, which you do, you would throw this world away, which you would. Therefore, you have used the world to cover your love, and the deeper you go into the blackness of the ego’s foundation, the closer you come to the Love that is hidden there. And it is this that frightens you.
あなたは狂気なら自分で作り出したので受け入れることができるが、愛は自分で作り出さなかったので受け入れることができない。あなたは救われた神の子になるよりも、むしろ十字架刑の奴隷になろうとする。あなた個人の死のほうが、あなたの生ける一体性よりもずっと価値があるかに見える。というのも、授けられたものは、自分で作り出したものほど貴重ではないからである。あなたは自我よりも神のほうをずっと恐れており、愛は歓迎されない場所に入ることはできない。しかし、憎しみにはそれができる。それはあなたの意志など気にかけず、自分の意志で入ってくるからである。
あなたの愛から誰も除外してはならない。そのようなことをすれば、あなたは聖霊が歓迎されない暗き場所をあなたの心の中に隠しもつことになる。そうして、あなたは自分自身を聖霊の癒しの力から除外する。全的な愛を差し出さないことにより、あなたは完全に癒されることはなくなるからである。癒しは恐れと同じく完全でなければならない。愛は、それを歓迎することを阻む恐れが一つでもあるところには、入っていけないからである。
あなたは特別な好意を求めるようになるまでは、平安の中に居た。その要求は神にとって異質なものであったから、神はそれを与えなかった。そしてあなたは、神の子を真に愛している父に対し、これを求めることはできなかった。それゆえに、あなたは神を愛のない父親としてしまい、そのような父親だけが与えることのできるものを神に要求した。そうして神の子の平安は粉々に砕かれてしまった。彼はもはや自分の父を理解しなくなったからである。彼は自分で作り出したものを恐れたが、父と自分自身の栄光ある対等性を攻撃したことで、自らの真の父をそれ以上に恐れることになった。
You were at peace until you asked for special favor. And God did not give it for the request was alien to Him, and you could not ask this of a Father Who truly loved His Son. Therefore you made of Him an unloving father, demanding of Him what only such a father could give. And the peace of God’s Son was shattered, for he no longer understood his Father. He feared what he had made, but still more did he fear his real Father, having attacked his own glorious equality with Him.
