ロレート  (2) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

 
 
〔 2017年 イタリアの旅 12 〕   9月12日(火)
 
ロレートの聖堂です。
中央の祭壇の後ろに、彫刻の多い白い壁があって、
そのなかに入ると古い煉瓦の壁で囲まれた空間がありました。
 
 
 
 
そこに黒い聖母子像がありました。
 
 
 
 
パンフレットを読んでわかったのですが、
その古い壁はパレスチナのナザレから持ってきたもので、
マリア様が住んでいた家の壁だそうです。
(本当かどうかは知りませんが。)
 
 
 
 
ナザレのマリア様の家は、一方がちょっとした洞窟になっていたようで、
それゆえ壁が3つなんだとか。

現在その洞窟の上には教会が建っているそうです。(下の画像)
 
 
 
 
来るまで、どうしてここが聖地なのか、よく知らなかったのでした。
『なるほど、そうだったのか。』
アッシジの近くにも、小さな古い礼拝堂を覆ったような聖堂がありましたね。
せっかくだから、売店でフランス語の解説書みたいなものを買いました。
 
1291年、最終的に十字軍がパレスチナから追われたときに、破壊を免れるために、マリア様の家の壁が運ばれたようです。
まず現在のクロアチアに移され、そこに約3年置かれ、それからイタリアのロレートに運ばれたそうです。(1294年12月10日)
 
 
 
 
壁の上部と下部は明らかに違う素材でできていて、下部はパレスチナで普通に使われていた石で、上部はロレートの周辺で調達できたレンガだそうです。
(下の方は石だったかな。よく見なかった。)
 
 
 

このサンタ・カーザ(聖なる家)を囲む大理石の壁は、ルネサンス時代のものみたい。
内部は撮影禁止だったので、古い壁の画像は僕が撮ったものではありません。