シャウレイ (4) |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

 
 
(2016年9月7日)
車に戻ったら17時頃でした。
シャウレイじゃなくて、他のところに泊ってもいいんじゃないかと思ったんだけど、
この付近には他に観光地のようなところはないみたい。
天気も怪しいし、シャウレイでいいか、わりと大きい町みたいだし。

でもホテルの数は多くないみたい。
最初に行ったホテルは、入口が分からなくて隣の店で訊いたら、
フロントは無いから、電話しないといけない、だって。
『・・・他に行こう。』
次のところは町で一番高いらしいけど、満室でした。
高いと言っても、この国の物価を考えれば、僕でも泊れるだろうと思ったんだけど。
そこでもらった町の地図に、他にも幾つかホテルが出ていました。

その地図に載っていた大きなホテルに行って、フロントのオバさんに訊いたら、
しばらく調べてから、「あります。パスポートを。」って言うから、
「いくらですか?」って言ったら、「25ユーロ。朝食付きだと30ユーロ。」だって。
『・・・安過ぎる。』と思って、「見せてもらえますか。」って言ったら、ダメだとか。
パンフレットに写真が載っていて、それを見るとかなり狭い。
「広い部屋がよければ、こういう部屋もあるわよ。」って言うから、
値段を訊いたら、朝食付きで50ユーロだって。
こっちは鍵をくれて、見てもいいと言われた。
ちょっと迷ったけど、50ユーロの部屋にしました。
かなり広い。ダブルベッドのほかに革張りのソファーが2つありました。
バスとトイレが別になってるし。
 
 
 

『自分のようなものが、こんなところに泊ってもいいのだろうか。』とか思ったけど、
フランスでは絶対に泊れないから、この機会に泊っておこうとか思ったりして。
(だいたいパリには50ユーロのホテルなんてあるのかな。)
駐車場は地下にあって、一晩3ユーロだって。
窓から町のメインの教会が見えるし。

ホテルの近くは住宅街で飲食店はないので、教会の辺りまで歩きました。
車で行くことも考えたけど、駐車するところがないと面倒だな、と思って。
歩いたら10分もかからなかったかな。
 
 
 
 
 
 
 

中華レストランがあったので入りました。以前は地下のバーだったという雰囲気。
キッチンには中国人がいるみたいだけど、サービスしてるのはこの国のオジさんでした。
メニューはリトアニア語と英語でした。
椎茸と筍と豚肉の料理、ご飯、ビールにしたんだけど、前菜が欲しい。
スープとかサラダはあったけど、春巻とか餃子とかシュウマイみたいなものは無いのかな。
よく分からなかったので、サンクト・ペテルブルグのときみたいに漢字で書こうと思って、
「キッチンには中国人がいるんでしょう。」って訊いてみたら、
いるけど言葉は通じないとか、断られた。 よくワカラナイ。
 
 
 

量が多かったですね。2人分くらいあるんじゃないか。
4分の1くらい残しました。でも、まあまあ美味しかった。全部で9ユーロ。安い。
10ユーロ置いてきました。
 
 
 

ホテルに帰るのに、来たときとは違う道を通ってみたら、
こっちがメインストリートみたいで、飲食店とか並んでいました。
今日は中華料理を食べたかったから、べつにいいんです。
歩行者専用の道で、泊っているホテルまで続いていました。
 
 
 

部屋から教会がライトアップされているのが見えました。
部屋が広いと気分がいいですね。
テレビはアンテナの線の接触が悪いみたいで、ちゃんと映らなかったけど、まあ、いいや。
田舎だから、見たいチャンネルは入っていないみたいだし。
というコトで、一日終わり。

下はリトアニアのユーロコインです。
フランスでは見たことがないですね。
ユーロが導入されたのは去年(2015年)だとか。
 
 

上段左から、2ユーロ、1ユーロ、50セント
下段左から、10セント、2セント
(20セント、5セント、1セントは手に入らなかった。)