2016年2月
モン・サン・ミッシェルには何度か行ったけれど、
いつも海が無かったのでした。
だからそれが普通の状態だと思っていたんだけれど、
この日は、『なんだか、水が近くまで来てるなぁ。』と思ったのでした。
そしたら約1時間後、橋のすぐ下まで海になっていて、ちょっと怖かった。
『・・・ビビるぜ。』
けっこう深いかも。波もあるし。
昔、巡礼の人たちが命を落としたというのも分かります。
後で知ったんだけど、この日は大潮の前日だったのでした。

ここから見る風景も、普通は沖まで水が無くて、
地平線になっているんだけど、この日は完全に海でした。
モン・サン・ミッシェルのインフォメーションには、
海が来る日のカレンダーがあって、タダで貰えます。(初めて知った。)
下の画像、4月と5月です。
ピンクのところが大潮で、島の周りが完全に海になって、
1時間半から2時間くらい行き来ができなくなるそうです。
橋と島の間に少し陸の部分があるんだけど、大潮の時はそこも水没します。
大潮になるのは、朝早くとか夜遅い時間帯が多いみたいで、
パリから日帰りのオプショナルツアーだと、
島の周りが海になっているのは、なかなか見れないそうです。
雨が降ってきて、風が強くて、傘が役に立たなかった。
陸と島を往復している帰りのシャトルバスは満員でした。
やっぱり皆、『これは帰った方がいい。』と思ったんだろうな。







