
聖テレーズについて書かれたものを読んでいたら、
パリ2区にあるNotre Dame des Victoiresという教会が、
聖テレーズに縁があるみたいだ、というコトが分かったので、
ちょっと行ってみました。
休みだったし。
まだ入ったことがない教会だったし。
(パリには教会がたくさんあるから。)

ヴィクトワール広場のすぐ近くです。
行ってみたら、『あれっ。』
聖テレーズ特集というか、特別展というか、(ちょっと違うか)
そんな感じで、人がたくさん来ていました。
聖テレーズの聖遺骨が来ていました。
『リジューの聖堂にあったものかな。』と思ったんだけど、
違うみたいです。
5月5日から5月13日までだそうです。
『どうして今?』って思ったんだけど。

1883年、テレーズは10才のとき、
原因不明の病気で苦しんでいました。
父親はパリのNotre Dame des Victoiresに手紙を書き、
テレーズのための祈祷をお願いしました。
5月13日、テレーズは、
部屋に置いてあったマリア像が美しく微笑むのを見ました。
翌日から、病気は快復に向かいました。

Notre Dame des Victoiresに入って、
すぐ左に聖テレーズの祭壇がありました。
壁には、小さな石のプレートがたくさん嵌まっていました。
聖地によくあるような感謝のプレートですね。
『聖テレーズに対するものかな。』と思ったんだけど、
ほとんどはマリア様に感謝するプレートで、19世紀のものでした。
『昔は、ここはマリア様の祭壇だったんだ。』(たぶん。)
ここのマリア様が病気の回復に良い、という評判だったのでしょう。
だから、テレーズの父親もわざわざここに手紙を書いたのでしょう。

1887年11月4日、テレーズは家族とともにこの教会を訪れました。
おそらくマリア様に感謝するためだったのでしょう。
テレーズ自身が書いているようです。
「パリに着いて、父は素晴らしいところ全てに連れていってくれました。
でも、私にとって素晴らしいところは一つだけでした。
Notre Dame des Victoiresです。
マリア様は、私に微笑み、病気を治したのは、
マリア様御自身だったとおっしゃったのです。」
