聖ミカエル 4度目の御出現 1656年 ガルガノ |  なんとなく ヨーロッパ

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 フランスに住んでいるので、パリとフランスの話が多くなると思いますが、
 まぁ気分で。

聖ミカエル


 1656年、イタリアではペストが猛威をふるっていました。
 伝染病が蔓延するのをどうすることもできなかったので、
 大司教の Alphonse Puccinelli は、断食をして、
 大天使ミカエルに祈りました。

 9月22日の夜明け、
 モンテ・サン・アンジェロの司教館の一室で祈っていた大司教は、
 地面が揺れたような気がしました。
 そして、まばゆい光のなかに大天使ミカエルが現れました。

 聖ミカエルは大司教に、
 モンテ・サン・アンジェロの洞窟の小石を聖別して、
 その上に十字とM. A.という文字を彫りなさいと言いました。
 (Saint Michel Archange ・・・ 大天使ミカエルという意味 )
 信仰を持って、この石を身につける者は、
 誰でもペストから免れるであろう、と告げました。

 司教は大天使ミカエルに言われた通りにしました。
 まもなく町はペストから救われました。
 この石を持つ者は、何処にいても、
 同じようにペストから救われました。

 この奇跡と感謝を永久に残すために、
 大司教は町の広場にモニュメントを建てました。
 いまでもそのモニュメントは、
 聖ミカエルが現れた部屋のバルコニーに面した所に
 残っているそうです。

    ◇     ◇     ◇

 Saint Michel Archange はフランス語ですが、
 Archange が大天使という意味です。
 たぶんイタリア語でも似たような綴りなのでしょう。
 (San Michele Arcangelo かも。)

 そういえば、教会の売店で、
 客が店員の人に何か言ったら、
 小指の先ほどの石を幾つか出していました。
 ショーケースには無かったんだけど。

 洞窟には、小石なんか落ちていません。
 床はきれいに石板のようなものが敷きつめられています。

 そうか、そういう意味があったんだ。
 モニュメントのことも、買ってきた本を解読して分かったくらいだから、
 何処にあったのか分かりません。
 現地にいる間に、本を全部読むなんて無理だから。

 パリにも不思議のメダイの礼拝堂がありますが、
 そうか・・・メダイだけじゃなくて、信仰心が必要なんだ。
 (きっと。)