事実上の決勝戦ともいわれるこのカードは、ヨーロッパ選手権2008決勝の再戦だ。
ユーロ2008では1-0でスペインの勝利、試合の内容はスペインのパスサッカーが完全にドイツを翻弄し、スコア以上にドイツは完敗を喫した。
今回のW杯ではイングランド、アルゼンチンに圧勝し波にのるドイツがリベンジに挑む。
当たり前だが、スペインは強い(たぶんドイツが一番よく知ってる)。
大会前は圧倒的な優勝候補だったし、5試合で2失点と守備も安定している。
自慢のパスサッカーが十分機能してるとは言い難いが、それでもポルトガル、パラグアイを下してベスト4に進出したのは、ビジャの決定力が大きい。
ポルトガル戦で左で蹴ってキーパーにはじかれたボールをトラップなしで右で蹴ってゴールに突き刺したあたりが、地味ながら凄すぎる!!もし、トラップしてたらDFにコースを消されたであろう。
パラグアイ戦でゴール以上に驚かされたのが、PKを獲ったシーンである。
裏に抜け出したビジャが後ろからくるDFを確認すると、ボールとDFの間に体を入れた。これでDFがビジャを押してしまい、ペナルティエリア内でファールを犯してしまった。
なんてしたたかな選手なんだと心から感心させられた。
前置きが長くなってしまったがここから試合展開を予想してみる。
FWは両チームとも好調。ビジャはここまで5ゴールで得点王。ドイツのクローゼも4ゴール、セカンドトップのポドルスキーも攻撃への貢献が計り知れない。
DFも両チームとも安定している。パラグアイ戦でのピケの不用意なファールはいただけなかったが。。。
GKは世界最高と呼ばれるカシージャスを擁するスペインが若干上だが、ドイツのノイアーも安定している。そもそもドイツのように守備力の高いチームはGKのスーパーセーブの機会などない。
試合は中盤の出来で決まると思う。
ドイツはここまで4ゴール・3アシストと絶好調のミュラーを累積警告で欠くのは痛い。
彼の代役は攻撃力のトロホウスキか、守備力のヤンセンか?
おそらくヤンセンがスタメンと予想している。
ケディラ、シュバインシュタイガー、オジルはここまでのパフォーマンスから不動だろう。
おそらく、スペインはFWを一人減らして中盤を厚くしてくる。
トーレスが抜け、拾い役のハビエル マルティネスを入れてくる可能性が高い。
如何にドイツがスペインのスペースを消せるか、スペインが少ないチャンスを生かせるかが試合のポイントだろう。
早い時間帯でドイツが先制した場合一方的な展開になる可能性もあるが、競った展開だとビジャの決定力がスペインの武器になる。
ドイツは中盤でボールを奪い高い位置からのカウンターを仕掛けたい。
キーマンはドイツがケディラ、スペインがビジャになってくると思う。
