昔、我が家に一つの事件が起きた。
その名もお兄ちゃんお姉ちゃんお母さんのお尻から紐が出ているよ事件。
ある日、私達が子供の頃の話だ。
弟②がお母さんと2人でお風呂に入っていた。
寒い日だったんだろう。お母さんは頭を洗う時に下半身を湯船つけたまま屈みながら頭を洗っていた。小さい弟の目線はちょうどお母さんのヒップ。ビックヒップ。
そこに一本の白い紐が見えたのだと思う。
弟には、何か理解できなかったんだろう。
お風呂上がりの湯気がでている低学年の弟に質問をされた。
弟①と私は腹を抱えて、笑った。
お母さんにさりげなく私が言うしかない!
そう中学生の長女は責任感が強く言ってあげるしかない、私は満ち溢れていた。
その時弟①がいいか?明日もきっとその紐は出ているよ。お母さんかわいそうだから思いっきり引っ張って抜いてやれ!
嘘だろ。弟①が仕掛けた。
彼は昔から変わり者だ。
きっとこいつはサイコパスだ。そう思った。
弟①が昔、ゴレンジャーの人形を砂に埋める遊びを一人でしている時からおかしかったんだ。
姉ながら私は怖くなった。きっと母は月のものの憂鬱さを抱えながら一日の終わりのリラックスタイム。幼き末っ子の可愛い弟に、紐を引っ張られるのだ。同じ女として想像を絶した。
しかし、弟②は僕はお母さんを助ける。と言う自信と任務を遂行しようという輝きで満ち溢れている。さすが自衛官の次男である。