前置詞+名詞=副詞。
例をあげてみましょう。
① I go to school.
② I go there.
なぜ②には to がないのか。
それは there が副詞だから。 go home など言うときの
home も副詞。
これを知っていると、関係代名詞か関係副詞かどちらを使えばいいか
判断できるようになります。
①の文なら school が名詞だからそれを消して関係代名詞 which にする。
I saw him at school which I go to. もしくは ~ to which I go. となります。
②ならthere が副詞だから関係副詞 where を使う。
I saw him at school where I go. となります。
◆ではこの考えで少し応用してみましょう。
今度は関係代名詞の文を関係副詞の文に変えてみます。
ルールは簡単。 前置詞+名詞=副詞。 ではやってみましょう。
①I saw him at school to which I go. ※説明しやすいので、to which のパターンで。
↑
この文で前置詞+名詞 になっているのは to which の部分でしょう。
which だって関係代・名詞ですからね。 ルールによればこれを副詞にしてよいと
いうことなので、 to which → where となります。
前置詞+(関係代)名詞=(関係)副詞。
よって、I saw him at school where I go. となります。 もちろん
逆にもどすパターンもできます。 とりあえず試験では、前置詞が関係詞節
(後ろの文)にあれば関係代名詞を、なければ関係副詞を入れればいいでしょう。
(※厳密に言えば例外は少しあるけど、原則はこれなのでしっかり覚えておいてね。)
では軽いクイズ。
A: Ken likes the place ( ) he visited last year.
B: Ken likes the place ( ) he went to last year.
正解は、少しあけて下に書いておきます。
ではでは。
答え
A= where
(visit の後ろに何がくるか考える。他動詞なので名詞がこれなくもないが、関係詞節は
修飾(二度目の言及)なので「そしてそこで」とつながる there のほうが自然。 there
を関係副詞のwhereにする。)
B= which (to があるので関係副詞は来ない。 which でOK。)