先月29日に大きい病院の乳腺外科に行きました。

 

図書館から借りたがん治療の本、4冊。

 

主に手術や抗がん剤に否定的な本ではあるが。

 

あと、ひとりで死ぬのだって大丈夫という緩和ケア医が書いた本。

 

それらをパラパラと読んで、アマゾンでも2冊買った。

 

そして、ますます治療を受けずに死ぬ意思を固めて

 

確定診断だけもらおうと、

 

あと余命が予測できるのなら

 

それを教えてもらおうと思っていた。

 

マンモグラフィーは痛いから厭と断って

 

超音波だけ受けた。

 

結果、鮮明な画像を見せられて

 

大丈夫、この形は良性です、という

 

思いもよらない言葉。

 

しばらく呆然としていた。

 

良性なんて1ミリも考えてなかった。

 

私はガンで、治療をしないから、まもなく死ぬ。

 

そう思い込んで、もうあきらめの境地で診断だけしてもらい

 

在宅で緩和ケアも受けられるところへ紹介してもらおうと

 

死んだも同然の境地で行ったのだから。

 

そのまま帰されて、今までの3日間、

 

相変わらず呆然と過ごしてしまった。

 

もう少し生きられるんだ・・・・・・・

 

もちろん、人間、明日の命さえ保証はされていないのだけど

 

病気で余命を宣告される日々とは違って

 

明日は明日の風が吹く~~~ぐらいの気持ちでいていいということ。

 

やっと気を取り直すのに3日もかかってしまった。

 

呆然とするにもほどがあるけど

 

もうあまり生きられないという感覚が抜けるのに3日かかってしまった。

 

さあ、もう少し生きられるのですよ。

 

どうする?私。

 

なんだ、えつこちゃん、まだ来ないの?

 

真理さんはそう言ってるかも。

 

ごめんね、もーーーー少し待っててね。

 

 

私、ありがたく、もう少し生きさせていただきます。