昨晩の米国市場は大幅上昇。スペインの国債入札が順調な結果となり、 欧州市場が上昇したことから、米国市場も上昇となりました。インテル、 IBMの決算への期待もあり、終始高い状態をキープ。高値圏のまま、取 引を終えました。ダウの上昇幅は今年2番目となるほど大きな上昇とな りました。 これを受けての日本市場ですが、もちろん上昇してのスタートとなりま す。9620円でスタートの後は、ここは挟んで狭いレンジでの展開となり ますが、売り込む動きはなく、大幅ギャップアップの後も堅調な推移で 前場の取引を終えています。 後場になると、西村日銀副総裁の必要に応じて追加的措置の発言なども あり、次第に値を上げていく展開となります。終盤には9690円まで上昇 し9700円を試す展開。さすがにここは250円近くの上昇となることから、 確定売りも入り9660円で本日の取引を終了しました。 値上がり銘柄は、1400を超えて全面高の状態。主力銘柄から中堅、小型 とほとんどのものが値を上げる展開となりました。 欧州懸念の後退から大きく上昇した本日ですが、これが続くかどうかは、 気をつけて注視していかなくていけないところだと思います。明確な反 転というよりは、状況からは一旦の買い戻しと想定されるところではあ ります。
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