3連休明けの昨晩の米国市場はもちろん下落。先週末に発表された雇用
統計の結果を織り込む形となりました。

これを受けての日本市場ですが、昨日にこの件は織り込んでいますので、
本日は、日本時間朝のバーナンキ講演と午後発表になる、日銀金融政策
決定会合の結果を注視するザラ場となりました。

寄り付きは9580円と昨日終値レベルから若干上昇してのスタートとなり
ます。バーナンキ講演では追加緩和についての言及はなく、為替が円安
方向となったことから株も買われて10:00過ぎには9600円を超え、9660
円まで上昇して行く場面が見られました。前引けに向けては日銀金融政
策決定会合の内容を見極めたいという動きもあり、若干の確定売りもで
て、9620円ほどで現物前場の取引を終えています。

後場になって、日銀金融政策決定会合の結果がでると、現状維持が既定
路線とはいえ、期待買いで値を上げていたところもあり、値を崩してい
きます。大引けにむけてだらだらと値を崩して、終盤にはとうとう9510
円まで下落となりました。その後は若干買い戻しが入り、9540円と小幅
マイナスで本日の取引を終えました。

個別銘柄もこれに合わせて、値を崩していくものが多く見られパナソニ
ック、ソニー、キャノンなどの電機はマイナス引け、トヨタ、日産、ホ
ンダなどの自動車は序盤の上昇幅を縮小して引けました。銀行株も同様
の動きとなり、NTT、KDDI、NTTドコモなどの通信系はマイナス圏に沈ん
でいます。

目立ったところでは、ユニー、イズミ、T&Gニーズ、カルビーなどが値
を飛ばして上昇ランキングの上位に顔を出しています。

昨晩の米国の引け味も悪いだけに、もうしばらく軟調展開が続きそうな
感じがします。

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