昨晩の米国市場は下落。序盤は小高く推移したものの、確定売りの力は大 きく、マイナス圏に。中盤にギリシャ支援延期の報道が伝わると下げ幅を 拡大する展開となりました。ダウは97ドル安、ナスダックも16ポイント安 となりました。ギリシャの件はあれどもですが、やはり高値警戒感という ところでしょう。 これをうけての日本市場ですが、寄り付きは9230円と若干値を崩してのス タート。9250円ー9220円での取引がしばらく続きますが、9:30過ぎから動 意づき、9310円と昨日高値を目指す展開となりました。ですがここではさ すがに頭は重く、売り物に押されて9250円まで下落。その後も売り物がで て、9220円まで下落します。後場寄り直後には9270円まで戻しますが、終 盤には再度売られて、本日の安値圏の9230円で取引を終えました。 個別銘柄は、電機銘柄などは、ソニー、パナソニック、キャノンなど小幅 高で堅調に推移となりましたが、日産、トヨタ、ホンダなどは小幅安。 商社、不動産なども軟調な展開となりました。 米国の下落をうけて、全般的に軟調展開となった本日ですが、昨日の反動 ということもあるので、こんなもんでしょうか。ギリシャの懸念はあるも のの、大きな材料がでなければ、確定売りをこなしながらの堅調展開を想 定していきます。
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