昨晩の米国市場は小動き。
イタリア、スペインの国債入札は好調に終わり、
これは好感されましたが、発表された米国の経済指標は冴えず
ECBの政策金利は予想通りの据え置き、
その後のECBドラギ総裁会見でも目新しい発言はなく、
強弱入り混じる状態で小動きとなりました。
これをうけての日本市場ですが、
本日はオプションSQ日ということもあって、
CME日経平均は、8410円で帰ってきていたのですが、
SQ算出に伴う買戻などから、寄り付きは8450円と
最近にしては珍しくCME値を上回ってのスタートとなります。
その後も値持ちは良く、するすると8500円まで上昇します。
ここでは確定売りも入り、8460円まで値を崩しますが、後場には盛り返し、終
盤に向けてジリ上げとなります。引け際には8510円をつけて、、8500円と久し
ぶりの高値引けとなりました。
個別銘柄は総じて堅調となりましたが、
今日も小型材料株が乱舞の流れはそのまま。
PS三菱、日本橋梁などの橋梁関連銘柄が値を飛ばし、
決算からペガサスミシンが買われ、MUTOH HDも値を飛ばします。
トヨタ、ホンダ、日産などの自動車やキャノン、ソニーなども上昇
していますが資金の流れは小型材料株、
まだまだ不安は大きく本気の買いは入っていないというところです。
来週も欧米がどこまで引っ張ってくれるかですが、
上値の重い展開は継続していくと思われ、
その状態が続けば低位株循環物色も継続と考えられます。
日中は上がれば売りという見方で良いのでしょう。
東京・新宿で株セミナー
のぞいてみてね