昨晩の米国市場は大幅に下落。
ECB理事会での利下げは予想通り、その後の会見でドラギ総裁が、
欧州諸国の国債買い入れの拡大について否定的な見解を示したため、
市場には失望感が台頭。
また今日まで開催のEU首脳会議でも協議の進展は見込めないとの
見方も売りに拍車をかけました。ダウは200ドル近い下落となっています。

これをうけての日本市場ですが、もちろん下落してのスタートとなります。
今日はメジャーSQ日ということもあり、8550円と若干CME値よりは高いところ
からのスタート。
ですがすぐに値をくずし8500円を割れて8490円までつける場面がありました。

後場になると、欧州首脳の発言や、EU条約改正の報道などから思惑で
8570円まで値を戻す場面がありましたが、根本的な買い材料とはならず、
再度値を崩し8520円で今週の取引を終えました。

主力銘柄は、売り先行の展開となりましたが、それでも商社、自動車などが
値を戻し、値下がり銘柄もこれだけの指数の下げの割には1000にみたず、
値ごろ感を感じさせる値動きとなりました。
上昇ランキングの上位には、低位株が並び、
相場の低迷感を表す結果となっています。

ひとまずは、これで欧州のイベント通過を待つ状態となりました。
チャート的にはあまりよい形ではなく、下への懸念を増大させる形では
ありますが、反対の暗示もあり、強弱感は対立。
ひとまずはいった方にというところでしょうか。


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