安保法制-私たちの子どもは戦場に送られる? | 弥生の空 -日本の真実-

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産経ニュースからです。

2015年7月7日
「 レッテル貼りのオンパレード 民主党安保パンフレット

 集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を批判する民主党の政策パンフレット「子どもたちの未来のために…」が、物議を醸している。

 法案が成立すれば、日本が攻撃対象になるリスクが高まるかのように強調するが、情緒的に訴える表現が目立ち現実的な視点を欠いているのだ。

 自民党は「レッテル貼りのオンパレードだ」と批判を強めている。

 「『煽る不安』の間違いじゃないの?」

 自民党国防族の一人がこう揶揄するのは、パンフレットにある「いつかは徴兵制? 募る不安」のキャッチフレーズだ。


民主党らしい姑息な方法ですね。

おまけにこのパンフレットの内容に不備があったとして全部破棄したそうですが、民主党の正体はバレバレです。

不安を煽った挙句撤回するという、どこかの新聞社と同じやり方ですね・・・私の思い違いでしょうか?


では本題ですが、私たちの子どもが徴兵制によって戦場に送られることは本当にあるのでしょうか?


「徴兵制」という言葉はどうしても先の大戦の「赤紙」や「玉砕」を連想させます。

かつて「1億火の玉」「本土決戦」という時代と、プロフェッショナル集団となっている自衛隊がある現代とでは、「戦争」という言葉の意味合いがまったく違います。

昔の日本軍は学徒動員や赤紙などで兵士の数を補おうとしていましたが、銃剣だけでアメリカ軍の戦車や機銃、火炎放射器に敵うはずもなかったのは言うまでもありません。

尊い命が多く失われました。

零戦を始めとする戦闘機も、熟練パイロットを失って制空権を失うこととなり、日本本土は空襲されまくることになりました。


しかし、その教訓を自衛隊が生かしてないはずがないのです。


航空自衛隊・海上自衛隊・陸上自衛隊が保持している現代の兵器は、急に徴兵された素人で扱えるようなシロモノではないのです。

兵器は高度にハイテク化され、攻撃システムに基づく高度な練度が必要となります。

いきなりやれと言われてできるような簡単なものではないのです。

つまり、徴兵制で急に民間人が自衛隊員になられても役立たずで邪魔なだけなのです。

 


そもそも侵略戦争をしたわけでもないのに、「侵略」のレッテルを張られている日本がどこの国と戦争ができるというのでしょうか?

今まで行ってきた日本の国際貢献の努力をフイにしてまでどの国と戦争するのでしょう?

徴兵制を導入してまで国民総動員でどこの国と戦争しなければならないのでしょうか?

核ミサイルを持っている中国と、アメリカとの同盟なしに戦争で勝つことができるでしょうか?


しかし、アメリカの核の傘と世界最強の米軍の抑止力があれば、中国と戦争になるのは避けられます。

実際、戦後70年戦争はありませんでした。

そして自衛隊と米軍の連携を深めることにより、さらに「抑止力」が高まるのです。

つまり、平和が保たれるということですね。 


志願制で、人数を計算して訓練のための予算等を確保し、熟練の自衛隊員がいるからこそ自衛隊の力は凄いと世界で評価されているのです。

たとえば、私が徴兵されてもすぐ返品されます(笑)

いたずらに戦争の不安を煽る政党・マスコミ・雑誌などに惑わされないでください。



しかし、アメリカとの集団的自衛権を捨てて、日本単独で国家防衛することになると国民皆兵になり、あなたの子どもは間違いなく徴兵されます

アメリカという同盟国を失うと、日本には間違いなく中国による侵略が待っています。

中国軍の攻撃によって日本の民間人に多数の犠牲者が出ると、自衛隊は憲法違反なんてことは言ってられなくなり、改憲されて国防軍が創設されるでしょう。

スイスのように国民皆兵で家に自動小銃があり、兵役が終わっても定期的な射撃訓練が義務付けられ、ゲリラ戦に備えて橋などに爆薬がセットされているような国になります。

 
 ▲スイスの軍事訓練

集団的自衛権に反対している人はそんな当たり前の事さえ分かってないのでしょう。