点滴の威力は素晴らしい!!

母は、2日ビタミンと何か忘れたが何かを1本づつ点滴して自力で立てるようになり、また歩けるようになりました。

それを思うと、過度なダイエットがどれだけ危険かを実感致しました。

若いうちは体力があるから数日食べずにいても変化が少ないのかもしれませんが、確実に身体の中は蝕んでいるのです。

「こんなにも食べ物に卑しい私が食べられなくなるなんて」
母自身が、まさか自分の食欲が無くなるなんて思わなかったようです。

しばらくは、経管栄養にも使われる栄養剤をくださったので、それで身体の回復を待ちます。
ありがたいことに、薬局で買う栄養補助食品よりもずっとずっと安いのです。
味は美味しくないとのことですが、贅沢はいっていられません。

来週からはまた、35度以上の猛暑になるそうなので、もういい加減クーラーは絶対使ってもらおうおと思います。
また熱中症になり、体調が悪くなっては元の木阿弥ですから、長袖の洋服を着て、母の言う「寒い」を乗り越えてほしいものです。

また一緒に温泉でも行こうと思うけど、食べられない人を連れて行っても何だかなぁ〜と思ってしまう私。
沖縄に連れて行った時も、たまたまその日に母が食べられなくて、豪華なお料理も一人ではつまらなかった思い出があり、元気になればそのへんのファミレスでもいいかと思います。

母は、お酒も飲まないし、珍しい食材は知らないし、そもそも外食など父が連れて行かなかったから、すべて自己流のお料理で、私のお料理はどう考えても母が教えたものではないんです。

若い頃に結婚してお料理など本格的に教わることもなかったから、私のお料理のほとんどは、なんとなくこうであろうの再現料理。
だから、夫の家にいた頃より、グルメ巡りをする今のほうが遥かに再現料理のレパートリーが増え、腕は上がったと思います。

母には珍しい料理や自分が作ったこともない料理が食卓に並ぶのですが、母はやっぱり見慣れたありがちなお料理が良いみたいです。
しばらくは、見慣れた昔ながらの肉じゃがやさばの味噌煮などの和食中心にして、安心して食べてもらわなくてはね。

あら、懲りたみたい。
母が自分からクーラー付けましたニコニコ