こんにちは桜エトワの元木美歩です!!

 

新しい出会いと別れがあるこの季節桜

 

神楽坂のアグネスホテル&アパートメンツ東京が(2000年から営業)

 

この春、営業終了とのことですショボーン

 

思い出せば2007年、エトワを本格的に始動する際、とあるartistにお会いしたくて

 

半地下のbar(当時の名前「K's bar」)にライブを見に立ち寄った時でした。

 

雑談で私もピアニストだという話をすると、店長さんから

 

「ピアニストを探していますが、いかがですか?」と、逆スカウトをされた記憶がありますイヒ

 

「私がここで???🎹」その時からソロでラウンジピアニストとして声をかけていただいて

 

色々と勉強させて頂きました。

 

ちょうど良い広さと隠れ家的な半地下というロケーションブルー音符

 

そのbarは神楽坂という場所がら、作家、出版社、長期ホテル滞在の常連さま、

 

大人だけが許される秘密基地のような、なんとも言えない品のある空間でしたカクテルグラス

 

当時、店内はタバコが可能で、ある時は著名な作家が2、3人で談笑していたり、二次会グループ、

 

カウンターにはホテル滞在のお一人様、そしてリクエストがあれば演奏してはチップを頂いたり

 

「ピアニストさん、ワイン一杯どうぞワイン」と!

 

その中の一人といずれ結婚することになるとは。。。。びっくり

 

バーテンダーは言っていました。

 

barは「会話の音」「ウイスキーグラスの氷の音」「ピアノの音」がちょうど混じり合って

 

良い空間が生まれるんじゃないかと思いますロックグラス

 

なるほど、、私もその言葉は今も心に響いています。

 

シェーカーを振る音、ミキシンググラスにステアする音、たまに拍手を頂いたり、お客様とスタッフとピアニストが

 

適度な距離で空間を共有している感じで、ステージが始まる時の緊張感がたまらなかった記憶がありますボトル

 

そんな懐かしい思い出を振り返ると、本当に感謝しかありません。

 

この後、あの建物はどんな歴史を刻むのでしょうか。。

 

あの佇まいを神楽坂に残して欲しいなキョロキョロと思うのです。