こわかったんだ。 | 絵本作家・キャラクター作家 松本えつを | バンザイ日和(えつろぐ)

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えつ魚(etsuwo)の公式ブログ。ネガティブ思考なりに夢を叶える強制手法から作品の題材まで。

こわかったの。

こわかったんだよね。




なにがって、

ポストを見るのが。



だって、

年賀状が届いているだろうから。


年賀状を受け取って、読んだら、
きっと早く返事を書きたくなって、
そこに気持ちがいってしまうから。

そうすると、
せっかく優先順位定めたタスクを
また入れ替えちゃうから。


だからこわかったの。



でも、ゆうべ(注:元旦ではなく、すでに2日)、
勇気を出して、ポストをあけたよ。

さすがに、逃げていてはいかん…と。


案の定、届いていました。

思いのほか、たくさん。

1枚1枚、ひと文字ひと文字、
心を込めて読んでいきました。



そうしたら、
うれしいことがいっぱい知れて、

あたたかい言葉もいっぱいもらえて、

「ああ、よかった」

って思ったよ。



いただいた言葉のやさしさに、
思わず泣きそうになったりも。


わたしってば
なにをこわがっていたんだろう。
バカだ。

って。




今時点で、じつは自分、まだ1枚も
書いていないのですが、

今夜から、
少しずつ、
書きます。

心を込めて。


ありがとうございます。




ずっとずっとお世話になっている編集長さんの
やさしいひとことは、
たぶんご本人が思っている以上に、
わたしに勇気をくれました。
たぶんここを読んでいる確率はとても低いので、
ご本人に、直接、お返事するけれど、
本当に、助けてくださった言葉だったので、
その感動を、まずここに。

中学のときの英語教室の先生からの賀状にも、
すごくあたたかい空気を感じました。
こんなに長いこと、会えていないけれど、
ずっとわたしのことを心配していてくれて。
涙が出そう。

仲のいい友人からの年賀状には、
すくすくと育っている子どもの笑顔。
家族団らんの写真も。
新しい家族が増えるよっていう報告も。

世界で活躍しているYさんからは、
もう10年もずっと「会いたいわ」とのメッセージ。
海外だからなかなか会えないけれど、
この先にもずっと会えないってわけでは
決してないような気がします。

大学のときの友人のフォトクリエイターからは、
なぜか今年は龍馬の写真。
クスッと笑顔になれました。

イラストレーターの友人からは、
卯年なんてまったく関係ない
我が道をゆく的絵はがきが。笑

79歳になる父の兄からは、
しっかりとしたペン字で、
愛のあるジョークが、
心を和ませてくれました。

目の前にある防衛省につとめているはずの
高校時代のクラスメートからは、
昨年はアメリカにいたんだよって言葉。
えへへ知っていたよ。^^



ほかにもほかにも、いろいろ。
書ききれないくらい、いろいろ。

あったかい気持ち、
がんばってるんだねっていう安堵感、
くじけずいこうという勇気。

いっぱいもらった。


こわくなかった。


ありがとう。




ちこら庵ではなく、
事務所(教室)に届いている分も、
見るのが楽しみ。



わたしの、
唯一やも知れない取り柄は、きっと、
素敵な人たちに囲まれている
というところだと、
つくづく、思います。



ありがとうありがとうありがとうです。。゚(T^T)゚。