やっと文章として書けるかなと思うので書いておこうと思う。
確か始めは友だちの友だちでmixiのマイミクリクエストからじゃなかったかな。
どちらかと言うとリアルではなくSNSの繋がりが濃かった。
健さんが停職中だったころは、昼間よくやり取りした。私の悩み、健さんの悩み、そこで吐き出していたけれどいつも心配して励ましてくれたのは健さんだった。
もちろんリアルでもLiveやイベントで一緒のことも多かったけれど、会うとシャイな健さんは自分から話しかけてくることはなく、 私がいい感じに酔っ払って話しかけに行くと、「えっちゃん、いいよね、そのギャップ^ ^」なんて言って乾杯した。
健さんに癌が見つかった。
長い闘病が始まった。
食べられなくなった。
大好きなプレモルが飲めなくなった。
ギターが弾けなくなった。
歌えなくなった。
歩けなくなった。
座れなくなった。
fb投稿ができなくなった。
喋れなくなった。
息をしなくなった…
最後の最後までみんなに自分の状況を伝え続けた健さん。
最後に話したのは9月の終わり、お見舞いに行ってお互いの子どもたちのこと話した。
健さんは覚悟をしていたけれど、息子たちの成長を少しでも見たいと言っていた。
そうだよ、孫とかさあ、楽しみじゃん!と言うと
「長男はさ、あいつ変わってるんだよ、あんなんじゃ彼女できねえよ、バイクとかさあ、ありゃダメだ」
「次男もなあ、ダメだな笑」
「三男坊はさあ、彼女いるんだよ、あいつはな」
そんな話をした。
そこから一ヶ月健さんの容態は急変した。
もう早く会いに行った方がいいと言われて会いに行くと健さんは昏睡状態だった。
3時間後家でコーヒーを飲んでいると
健さん亡くなった
と連絡をもらった。
お通夜告別式の受付を手伝わせてもらった。
受付の仕事もほぼ終わり、最後のお別れをしに行ったところで、心臓の奥がドクドクして涙が溢れた。
健さんの身体は空に行った。
大好きな家族に見守られながら、ギター担いで行っちゃった。
私が行くとき、ピアノは重いからやめておく。
だからまた「翼をください」の伴奏してね。酒瓶も忘れず持って行く。
さよなら、健さん。
また逢う日まで…



