潜水 | それでも彼女はついてくるのだ

潜水




ぶくぶくと 潜った


考えても考えても


答えは上がってこなかった




大事なことを 間違ってしまった


忘れちゃいけない事を 忘れて過ごしてしまった


明日はいっつも
後ろから覆い被さるようだった



あぶくを見つめて 過ぎた時間は

抱き締めるように 穏やかだった



もしかしたら
明日 は 目の前からやって来るのかもしれない


トンネルをくぐるような事なのかもしれない



結局そんなのは どっちでもいい





会えない時間も 緩やかに過ぎた




間違ったりしないで って

当たり前だと 思ったりしないで って


いっつも 思ってた





タンクのメモリを見つめながら


可能性を数えてた


見ないふりしてちゃダメなんだって
言い聞かせた



考えるようなことじゃない
言い訳するような事じゃない



そろそろ浮上しなきゃ