思い出した話
一昨年の冬の話です。
前置きすると、恋愛していたころの何でもない下らない話です(笑)
あの頃は なんか渇いてたんですよ、えぇ。
浴びるほどのビールを飲んでも
起きたてに常温のミネラルウォーターを飲んでも
ずっと渇いてたんです
連絡しないと決めたのに
私の頭はいつだって連絡のきっかけを探してたし
携帯を開け閉めしながら
文字を押せない右手の親指がウズウズしちゃったりして
気まぐれでしか返ってこない返事を待ってた
ずっと 待ってたなー
ずーっと
あの頃の夜は、静かすぎた
携帯に神経を注ぎすぎて
時計の針すらうるさかったし
枕元に置いた携帯を朝になって手に取るたびに
大げさなため息をついてた
強がるためにわざとらしく笑ってみる自分は 虚しかったな
誰も見ちゃいないのに
あの時付き合っていた恋人は ちゃらんぽらんだった
10歳年上で
仕事も出来て
それなりにかっこよくて
能力に見合った肩書きも持ってた
人に媚びないところがかっこよかった。と、私は思ってた。
けど、女の人には、ちゃらんぽらんな人だった。きっと今もだけど 笑。
自分の大切なものに イニシャルを書く人だった
お気に入りの単行本にもバッグの裏地にも
名前ペンで Y と書いちゃう かわいい人だった
出会って1年くらいの時
夜に2人で狭いベッドに寝てたときに
背を向けていた私の肩胛骨の端っこをYと指でなぞった事があった
嬉しすぎて苦しくなって 振り向けなかった
恥ずかしくて ずっと寝たフリをしてた
あの時振り向いてたら 違った今があったんだろうなー と思う
けどまー 実際は 今と同じ今だろうけど 笑
喉の奥がきゅーっと痛かったのを覚えてる
裸の王様みたいな数日を過ごしてたな
なぞられただけのマークは誰にも見えないのに
(そもそも服着てるから見えないし 笑)
でも 私にだけ見える気がしたまま
私だけが みんなにも見えると信じてるままだったよ
それからだいぶ経った後
背中に 息を吹き掛けられたことがあったけど
それがイニシャルを消す意味だったと気付いたのは
別れてからだったな
秋の前に別れたんだけど
冬にね カフェでご飯食べてたら
子供連れの お母さんがいて
子供と一緒に窓に 息を吹きかけて 曇ったガラスに絵を書いてたのね、
それを見て、気が付いた
あぁ、あれは吹き消した息だったんだ って。
だって、暖めるために吐く息と、吹き消す為に吐く息は全く違ったんだもん。
はぁー っと ふぅー ってな具合に。
一昨年の冬はそんな発見がある冬でした。
まー、その発見をしたときは、
「あの時気付いてたら、最大の肺活量でこちらから吹き返してやったのに!」と息巻きながら友達に愚痴ってましたけど(笑)
昨日の夜、駅のホームで白い息で遊ぶ子供達を見て
こんな話を思い出しました。
何でも今になってみると懐かしいね。ふふふと笑っちゃうね。
別れたりするとさ、別れ方にもよるんだろうけど、
くたびれてしゃがんでる毎日を過ごすけど、だんだんみんな忘れてくね。
良くも悪くも忘却の生き物だものー
全部覚えてたら その方が かなしーよね
さっ、まとまらない話はここまでにして、仕事でもしようと思います。
じゃね。
前置きすると、恋愛していたころの何でもない下らない話です(笑)
あの頃は なんか渇いてたんですよ、えぇ。
浴びるほどのビールを飲んでも
起きたてに常温のミネラルウォーターを飲んでも
ずっと渇いてたんです
連絡しないと決めたのに
私の頭はいつだって連絡のきっかけを探してたし
携帯を開け閉めしながら
文字を押せない右手の親指がウズウズしちゃったりして
気まぐれでしか返ってこない返事を待ってた
ずっと 待ってたなー
ずーっと
あの頃の夜は、静かすぎた
携帯に神経を注ぎすぎて
時計の針すらうるさかったし
枕元に置いた携帯を朝になって手に取るたびに
大げさなため息をついてた
強がるためにわざとらしく笑ってみる自分は 虚しかったな
誰も見ちゃいないのに
あの時付き合っていた恋人は ちゃらんぽらんだった
10歳年上で
仕事も出来て
それなりにかっこよくて
能力に見合った肩書きも持ってた
人に媚びないところがかっこよかった。と、私は思ってた。
けど、女の人には、ちゃらんぽらんな人だった。きっと今もだけど 笑。
自分の大切なものに イニシャルを書く人だった
お気に入りの単行本にもバッグの裏地にも
名前ペンで Y と書いちゃう かわいい人だった
出会って1年くらいの時
夜に2人で狭いベッドに寝てたときに
背を向けていた私の肩胛骨の端っこをYと指でなぞった事があった
嬉しすぎて苦しくなって 振り向けなかった
恥ずかしくて ずっと寝たフリをしてた
あの時振り向いてたら 違った今があったんだろうなー と思う
けどまー 実際は 今と同じ今だろうけど 笑
喉の奥がきゅーっと痛かったのを覚えてる
裸の王様みたいな数日を過ごしてたな
なぞられただけのマークは誰にも見えないのに
(そもそも服着てるから見えないし 笑)
でも 私にだけ見える気がしたまま
私だけが みんなにも見えると信じてるままだったよ
それからだいぶ経った後
背中に 息を吹き掛けられたことがあったけど
それがイニシャルを消す意味だったと気付いたのは
別れてからだったな
秋の前に別れたんだけど
冬にね カフェでご飯食べてたら
子供連れの お母さんがいて
子供と一緒に窓に 息を吹きかけて 曇ったガラスに絵を書いてたのね、
それを見て、気が付いた
あぁ、あれは吹き消した息だったんだ って。
だって、暖めるために吐く息と、吹き消す為に吐く息は全く違ったんだもん。
はぁー っと ふぅー ってな具合に。
一昨年の冬はそんな発見がある冬でした。
まー、その発見をしたときは、
「あの時気付いてたら、最大の肺活量でこちらから吹き返してやったのに!」と息巻きながら友達に愚痴ってましたけど(笑)
昨日の夜、駅のホームで白い息で遊ぶ子供達を見て
こんな話を思い出しました。
何でも今になってみると懐かしいね。ふふふと笑っちゃうね。
別れたりするとさ、別れ方にもよるんだろうけど、
くたびれてしゃがんでる毎日を過ごすけど、だんだんみんな忘れてくね。
良くも悪くも忘却の生き物だものー
全部覚えてたら その方が かなしーよね
さっ、まとまらない話はここまでにして、仕事でもしようと思います。
じゃね。