建築物好きな私ですが、武蔵小金井の江戸東京たてもの園へ行ってきました。

ゲートを入って屋内展示室では縄文展が最終日だそうですが、園内の建物を見てからにしましょう。

 

まずは洋館を見学。 コロナ対策との事で二階への階段は殆ど閉鎖になっていました。残念。

庭の緑と青い空に溶け込むように佇む大川邸をさっくっと見学し、

 

個性的な前川邸へ。

 


開放的なリビング

 

キッチンも近代的。

 

デ・ラランデ邸

 

 

シーリングのシンプルでモダンな電気やモールのデザインが可愛らしい。

 

いくつか美しい洋館を経て三井八郎右衛門邸へ。やはり桁が違う規模です。

 

 

襖を隔てて応接間が2室ありますがどちらも豪華。天井も凝った造りです。来客用の食堂とコーヒールームでしょう。

 

 

 

何といっても台所の広さがホテル並み。煙除けでしょうか、レンジのエリアと区切るように天井に仕切りが取り付けられています。右側のドアは網戸になっていましたがストレージでしょうか。実際にキッチンの中には入れず外から眺めるだけでしが来客の多さが想像できます。

 

 

園内には豪農の家もあり、茅葺の立派な門をくぐって茅葺の家に向かいます。

 

 

 

囲炉裏が土間と板の間の2か所あるお宅もありました。

 

 

感銘を受けたのは高橋是清さんの邸宅です。 決して贅沢な造りでは無いですがとにかく広い。そして、襲撃された2階の書斎と寝室も公開されていました。このお宅は2回へ上がる階段が2か所あるのでコロナ対策で一方通行にしているようです。

私が勤務している青山と赤坂のオフィスの間に高橋是清公園があります。コロナ以前はオフィスの移動の合間に時々高橋是清公園のベンチでランチを食べたりしていました。

なのでとても感慨深いものが。

 

 

1回のガラス戸。

 

2階の書斎

 

2階の寝室から書斎を臨む。226事件、、

 

写真は全て本宅ですが、その横にゲストハウスが繋がっていました。ゲストハウスと言っても和式です。

 

さて、是清邸の次に商業ゾーンへ行き、本屋さん、乾物屋さん、化粧品屋さん、薬屋さん、お花屋さんなどを見学します。

 

 

傘屋さんは京都の家のように奥行きが長い造りになっていました。突き当りに見えるお庭の緑が美しい。

 

味噌・醤油屋さん、

 

レジ。

 

 

お風呂屋さん。

 

 

湯船が深くて驚きました。手前から徐々に浅くなっていますが、子供は溺れそうな、、、

 

天井が高くて気持ち良し。お風呂屋さんと言えば富士山。

 

そして次は居酒屋さん。感動したのは、”コの字酒場”。 立ち飲みかな? 程よい狭さです。このくらいのお店なら私も切り盛りできるかも、、、、

隣に個室もありました。

 

鍵屋という屋号です。良い佇まいだなぁ。

 

最後は縄文式竪穴住居の再現を見学し、屋内展示室の縄文展も見学し充実した1日が終了しました。竪穴住居は入口の他に3か所窓が開けられていて、煙窓も整っています。

中は結構広く、大人4名が膝を折って寝られる広さだそう。膝を折ってというのが窮屈そうではありますが。