アルハンブラ物語。ペーパーバックです。
もうどのくらい前か？ 15年前か？ スペインへ行きました。 私は自分勝手な性格で、パッケージツアーは無理なので旅行は全て自分で手配します。 この時は息子がサッカーにはまっていてサッカー観戦目的でプランしました。 バルセロナ入りしてバルサのサッカー観戦をし、最終的にマドリードまで縦断してレアルを観戦するプランです。
バルサの試合は日本でチケットの予約が出来ました。この試合は、非常に数少ないメッシのヘディングゴールで今でもネットに掲載されているわりと有名な試合です。 何と、我々はそのヘディングをゴールのコーナーで観戦していました。この時の写真が紛れてしまっているのが残念です。
バルセロナではサグラダファミリアなどを観光し、グラナダのアルハンブラ宮殿へ行くべく列車のコンパートメントを予約しました。コンパートメントはトイレやシャワーが付いていますが、初めての利用なのでEnjoyした記憶があります。そしてレストラン（食堂車？）ではイベルコ豚グリルや赤ワインを堪能しましたが、食事代も全てチケット（とても安いのですが）に含まれているとの事でこれまた驚き、ならばとチップをはずんだ事は昨日の事のように覚えています。
グラナダに着いて、私が一番行きたかったアルハンブラ宮殿へ行きました。 私は海外へはそこそこ行っていますが、アルハンブラへは死ぬまでにもう一度行きたいと思っています。本当に美しい宮殿です。 はるか空の彼方にシアラネバダ山脈が美しく見えていたことは今でも脳裏に焼き付いています。
グラナダからまた電車に乗ってマドリードへ行きました。グラナダのホテルの朝食で戴いたサルシッチャかサラミピカンテにあたったのか具合が悪くなり、マドリードで熱が出ましたが、レアルの本拠地で何とかサッカーのチケットを買って試合を観戦することが出来ました。 レアルのショップで全身レアルウェアを購入し、なりきって応援するんですが～～10年に1度くらいはいいんじゃないでしょうか( ´艸｀)
レアルのチケットは、その当時は日本からオンラインで購入しようとすると10万円程のエグゼクティブ向けの席しか無く諦めていました、が、丁度スタジアムを観に行った時間帯に当日券を販売していて、ラッキーな事に数少ない当日券を運よくゲットできました。
その後プラド美術館へも訪れ、息子だけでは無く私の目的も果たせました。
ところでそのアルハンブラ物語のペーパーバックですが、アルハンブラからの帰り道、お土産屋さんで日本語のペーパーバックも売っていたので購入して帰りの飛行機でずっと読んでいました。そして私の好きな本の１つになりましたが、その本を知り合いにお貸しして以来私もずっと忘れていました。最近”アルハンブラへもう一度行きたいなぁ”と思うようになり、ふとその本を思い出してネットで調べてみると日本語版だけに取り寄せ可能でした。
話はながーくなりましたが、アルハンブラ宮殿の帰り道のお土産屋さんで購入したのと同じペーパーバックを取り寄せる事が出来てとても幸せな気分になった、というメモでした。