私の住んでいるところはけっこう田舎です。だから、いつもいろんな鳥が飛んでくるのですが、1ヶ月ほど前から毎日、近所の屋根やアンテナなどにとまって、いい声で鳴いている鳥がいるんです。
見てみると、大きさは鳩より少し小さめで、羽が青みがかっていて、胸の羽毛が赤色でした。
いつも、綺麗な声でさえずってくれて、聞いていて気持ちよくなります。
何ていう鳥かなぁって思って調べてみたところ、『イソヒヨドリ』だとわかりました。
普通のヒヨドリはしょっちゅう家の周りを飛んでいるのですが、あんなにいい声ではなく、まさか仲間にあんなにいい声の鳥がいるということにびっくりしました。
ちょうど、今が繁殖期なのでしょうか。雄鳥が一生懸命囀って雌鳥を探しているようです。
・・・でも、それにしては1ヶ月も毎日同じ場所に止まってなき続けているこのイソヒヨドリ君は、いまだに相手が見つからないということでしょうか。(どうやらモテナイ・・・?みたいですね)
で、この2~3日前からですが、イソヒヨドリ君もいろいろと策を考えたようで、口にえさを咥えて屋根の上に止まり、鳴くようになりました。
「かわいい娘はいませんか~?僕はこんなにきれいな声で鳴けますよ~。おいしいえさもありますよ~。」って言ってるみたいです。なんだかけなげですね・・・。
私も、愛着がわいて、早くかわいい彼女が見つかればいいのになぁと、願うようになりました。
今日のことですが、面白いことがありました。
ベランダで洗濯物を干していると、我が家の猫(まるちゃん)が一緒に出てきて日向ぼっこをしていたんですが、急に、まるちゃんが威嚇する体勢になって何かをにらんでいます。
・・・ん?何?と思ってよく見ると、ベランダの手すりに鳥がとまっています。(イソヒヨドリの雌?)それが結構まるちゃんと至近距離だったので、まるちゃんは猫の本能から攻撃態勢に、鳥は猫がいるのにびっくりしてあわててバタバタバタと飛び上がり、うちの屋根に飛び上がりました。
ところが、うちの屋根にいつものイソヒヨドリ君がエサを咥えてとまっていて、その雌鳥とばったり出会ったのです。
わぁ、これは運命的な出会いじゃないの!?と思って私はことの成り行きを見ていました。
すると、何を思ったのかイソヒヨドリ君、あわてて隣の家の屋根に飛んでいきます。
そして、それを見た雌鳥は鳴きながらそのイソヒヨドリ君の後を追っかけます。
わ、わ、これは雌鳥の一目ぼれか? 面白い~
そうしたら、またイソヒヨドリ君は少し離れた家の屋根に飛んでいきます。 で、雌鳥は追っかける・・・。
これは、じゃれあっているのか、何なのか? せっかく好きだといってくれてる雌鳥がいるんだから、逃げてどうするのよ!!なんて思いながら見ていたら、またイソヒヨドリ君は飛び立って、電信柱の上にとまりました。そして・・・おもむろに口に咥えていたエサをパクパクと飲み込んでしまったのです。
・・・は?
そういこと・・・?
そうです、どうやらイソヒヨドリ君はこの雌鳥がイヤだったようです。
1ヶ月も彼女が見つからないのに、選り好みしている場合か・・・!と思わず突っ込んでしまいました。
でも・・・いやなものは仕方がないですね・・・。
それにしても、鳥にも好き嫌いがあるんだなぁと、ちょっとびっくりしてしまいました。
夕方、洗濯物を取り入れていると、性懲りもなくまたイソヒヨドリ君がエサを咥えて飛んできました。
「ばかねぇ~。そうそうかわいい娘なんて見つからないわよ。」と、ついつい言ってしまった私です。
でも、なんかそのバカさかげんがかわいくて、余計に愛着が湧いてしまいました(笑)
さあ、彼は希望通りかわいい彼女をゲットすることができるんでしょうか?
これから、しばらくこのバカでかわいいイソヒヨドリ君を見守って行きたいと思います。

彼は、今年のデフカップの時、大阪チームの助っ人として一緒にプレーをしたことのある人です。
もしかしたら将来、私の息子になるかもしれませんね…笑。