あれから4年。忘れもしない。

 

2016年6月、昨日の事のように思い出す。

 

AVMの手術は塞栓術の手術でカテーテルを使った手術。

 

あの手術は3回目の手術でした。

 

手術当日、色々準備をして(私はおしっこの管が苦手です)、手術室に着いて台に上がると恐くて涙が出て来ます。

 

ちなみに3回とも泣いていたから看護師さん達が私の事覚えていましたw

 

麻酔から目を覚まし、苦痛の時間。5時間は体を動かしてはいけない。もちろん足も動かせない。

 

これが一番苦痛でした。

 

左足の異変を感じたのは次の日、先生の話を聞き、レントゲンを撮り、病室に帰って来たときにベッドでつまづいて左足をベッドについた時、膝が腫れていて感覚がなかった。

 

その後、トイレに行って左足を触ってみたがやはり感覚はありませんでした。

 

きっと、手術後だからだろう。そのうち治るだろうと思っていました。

 

その日に退院。自宅に帰り、ゆっくり過ごしていましたが、夕方左足の痺れ?転げ回る程の痛みで。

 

そんな私の側で父は救急車か?!と最初はとても慌てていましたが、その後は、大丈夫か?!痛いよな。と父も涙を流しながらずっと声を掛けてくれていました。そして、私の手を握ってずっとそばに居てくれました。

 

時間が経ちましたが、私の足の痺れは収まる事はありませんでした。

 

痛みを堪えてなんとか頑張って近くの病院まで連れて行ってもらいました。

 

私の通ってる病院までは1時間半の所ですぐには行けなかったので。

 

薬をもらいましたが効いていたのかは分からず時間が経つのを待つしかなかったのかなー

 

その日以降、私は痛みで夜も眠れず。どのくらいの月日眠れなかっただろう。

 

人間眠れないのも辛いですね。

 

それから、私の足は神経を失い、筋力もなくなり、歩くのも困難になりました。

 

絶望でしかありませんでした。

 

右の足を前に出さないと左足が出ない。

 

左足を前に出そうと思っても出せない。

 

右足を出さないと左足が出ない。

 

常に右から足を出す。

 

左足を地面につく度痛みが走る。

 

周りの人のようにスタスタ歩けない。


階段もスムーズに上り下りできない状況。


会社に行っても周りの人は普通の人ばかりで


普通に歩いてる。なぜ、自分だけと何度思い。


辛い日々でした。


6月はそんな月です。


読んで頂きありがとうございました。