今週、癌闘病中のお2人の方がお亡くなりになりました。
お1人は、私がJ医院に入院していた時に清掃のお仕事をされていた女性。
その方はいつも朝早く出勤され、常に笑顔で明るくほとんどの日を入院生活で常に病院にいる私に声を掛けて気に掛けて下さった方でした。
ある日、その方も自分も以前から癌を患い、治ってはまた違う原発の腫瘍が出来今も治療をしながら働いている事を話してくれました。
癌とは無縁の様な元気そうに見える方で だったので驚き、彼女の話を聞きながら涙が溢れたのを覚えています。
新たに肺に原発の腫瘍が見つかり治療を始めるという時にコロナに罹り肺炎を起こして半年以上入院され、私はJ病院で、彼女は他の病院で一緒に頑張ろうね‼︎と毎日LINEを送ってくれていました。
私が在宅での療養に切り替えてから少し後に彼女も退院し一緒に「また会いたいね。そのためにお互い頑張って元気になろうね‼︎」と言ってまたLINEを毎日下さっていましたが、Xmasの前から連絡がなくなり、年明け娘さんから亡くなられたとの連絡を頂きました 肺炎だったそうです。
コロナにさえならなければ…
すごく悔やまれます
もう1人は、女医の居田原麗先生。
私と同じくらいの歳のお子さんを4人も育てながらお仕事もバリバリされる姿をブログで読んでいましたが、最近ブログが更新されないので心配していていましたが亡くなられたとのネットニュースが流れましたね。 とても残念です
お2人共常に明るく前向きで弱音を吐かず癌と闘う姿に私はいつも勇気を貰っていました。
お2人のご冥福をお祈り致します。
お2人の分まで、私も前向きに希望を捨てずに頑張りたいと思います。
今週初め、久しぶりに会社に行って来ました🏢
会社の事務所は階段を登った2階にあり、10数段の階段を登らないと事務所には入れません。
この日のために1人リハビリを頑張りました💪
この日は旦那さんが午後空いていたので運転をしてもらい長男も一緒に行きました🚗💨
10数段ある階段を前から長男に手を引っ張って貰い、後ろから旦那さんに押して貰い。
登れている自分に感動して登りながら涙がポロポロ溢れてきました
登りきり事務所に入ると、私が事務所に行く事を伝えていたためか思っていたよりたくさんの社員さんがいました。
自分でも年を越せないのではないかと思う程一時は衰弱しきっていたこと。
そしてそんな時に会社の先輩2人が会いに来てくれて、その後も食べられそうな物を探しては差し入れに来て下さっていること。
そのお陰で今ここまで這い上がって来ることができた事を話しました。
でもそれだけではなくて、自分だけの力でもなくて、会社の仲間の言葉にはなくても心配してくれている想い、そしてまた会社の皆んなに会いたい、その想いに勇気を貰い闘病生活の大きな支えになっていることを伝えました
私は病気になる前、訪問介護の仕事をしていました。
会社にはケアマネジャー・介護士・看護師がいて、24時間体制で在宅ケアをやっています。
近くに家族がいてくれて、病院に行って待ち疲れてしまうことなく家で診て貰える楽さ。
無駄な体力も奪われず、好きな時に好きな事ができて、孤独を感じずに穏やかに過ごせる自宅。
入院しての治療が当たり前だと思っていましたが、治療が出来なくなって往診・看護・リハビリを訪問で使うことで安心して、しかも病院に入院している時より元気になって過ごせている事に改めて「在宅ケア」の大切さ・安心の大きさを実感しています。
なので会社の仲間には誇りと自身を持ってお仕事をして貰いたいと思っていることを伝え「感謝」ののしを付けたお菓子を渡し帰って来ました