疲労困憊でベッドに入った翌朝。
若干クリアになった頭で
部屋を見回すと、まあ悪くない。
青バケツでの入浴もインドではデフォルトだし、
よく見ればシャワーも付いている
(しかしお湯は出ない)。
緑に囲まれたクリニックは、
自然がいっぱいで心地よい作り。
家屋は全て東側を向いていて、
部屋も明るい。
さて、この日は一番重要な、院長先生による初診がある。
問診を行い、アーユルベーダによる治療方法を決めるのだ。
どうか、
ノーマルなオイルマッサージだけで済みますように・・・
そして院長、もう1人の医師、アシスタント2名、通訳1名引きつれた
院長の総回診がスタート。
当たり障りのない質問から始まり、
ノドが弱いこと
寝つきが悪く、眠りも浅いこと
をメインに施術をお願いした。
しかし、
「お腹はどう?」
と聞かれると、弱い気がする。
「目が痒くなることある?」
と、聞かれると、いつもこすっている気になる。
「消化器系は問題ない?」
と、聞かれると、万全とは言えない。
誘導尋問じゃないけど、全てに当てはまる気がしてしまい、
すっかり不安になってしまった。
それを見越してか一言、
「よし、念のため、血液検査しましょう」
えーーーー!?
聞いてない聞いてない!
そ、そこまでやる必要ないんじゃない!?
ここアーユルベーダの施設でしょ?
なんで注射使うのー!
あくまでも念のためだから、と念押しされるほど、
ますます不安になってくる。
ま、まあ、ヒルを使って吸い出します、と言われるよりマシか。
「あとね、あなたは鼻にオイルを入れる治療をやりましょう」
鼻にオイル!
鼻から牛乳なら知ってるけど!
なんかちがーう!
ボディマッサージは?
シロダーラは?
鼻にアブラってなんのデトックスよー!!


