久々の投稿になりますー
コロナ禍はまだ続いておりますが、少しずつ感染予防にも慣れ、又ワクチンも予想以上の効果を期待出来る様で、(変異株が心配ですが…)気を引き締めながら疫病によって早まった新しい日常の始まりを待ちたいと思います。
さて、昨夏信長とその母土田御前について書かせた頂きました'麒麟がくる'ー2/7の最終回に続き、2/23の総集編も終わり、いよいよ本当のお別れとなりました。沢山の皆様のご感想と同じく、'三日天下の明智光秀'をどの様に大河の主人公として描くのか…始めは"まぁ見てみるか…"という思いでしたが、今はマイ大河史上(笑)屈指の名作となりました。
キャストの交代や放送中断で、描かれなければならない場面が端折られたり、後半のストーリー展開が早すぎたのは残念でしたが、人物を深く掘り下げ、後にモチーフを残す様な台詞・演技・美術効果もあり、何より舞台経験の豊富な役者さん揃いで本当に見応えがありました。駒さん・伊呂波太夫・東庵先生の場面は不要とのご意見も多かった様ですが、舞台回しとして良い間となっていました。帰蝶・煕子・後のガラシャ夫人の清潔感が素晴らしかったーそしてこの作品で描こうとする光秀と長谷川博己さんがイコールでした。染谷さん素晴らしかったですー孤独な天才サイコパス信長の光秀に対する愛の表現が秀逸で、'本能寺の変'のシーンでそれが昇華されました。
この鬱屈した時期に光秀の最後を見届けないといけないのかーと憂鬱になっていた最終回でしたが、希望通りの'完'となったのも嬉しい限りでした。('軍師官兵衛'で重臣栗山善助を演じた濱田岳さんが岡田准一さんと同じ出立ちで官兵衛を演じていらしたのもご愛嬌でしたね笑)
天海上人の兜正面に'麒麟'が座している事、本能寺に向かう直前に座す光秀の背後に下弦三日月の画が輝いていた事(同兜後面から下弦の月が突き出ている)ーこの作品は元々歴史の異説を元に産まれたのですねーー実に楽しい演出でした。
大河ドラマは歴史教本ではなくエンタテイメントである事を再認識しながら、'ベルばら'や'エリザベート'、'マタハリ'…実在の人物や歴史上の事件がフィクションを織り交ぜてミュージカル化され、見事なエンタテイメントとして愛されている事にも思いを馳せましたー今回の大河ドラマ'麒麟がくる'はそれらと並ぶ様な趣きがありました。
素晴らしい作品に出会えた感謝を記させて頂きました。
最後迄お読み頂きありがとうございます。
マダム・シトラス